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教育をサービスの質として評価する傾向はその要求に歯止めが利かない
本来「共同」な営みであるはずの教育が、いつの頃からか、サービスとして位置づくようになってしまいました。
そして、保護者の「理不尽」と思える要求は、実はこの教育のサービス化政策と無関係ではありません。サービスに求める要求は多様で、しかもきりがないからです。
それにしても最近の学校へのクレームは「殺すぞ」といった言葉が飛び交うほど過激です。
その過激さと理不尽さには到底共感・賛同はできませんが、過激にならざるを得ない保護者の生活背景には共感しなければならないのではないでしょうか。
また、そういった親からの「要求・苦情」もまた、すべて教師が個人として受け止め、一人で抱え、悩まなければならないところにも、現在の学校の問題があるのです。
wrote by しおちゃんマン
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コメント
おはようございます。
保護者の「理不尽」と思える要求とは、やはり自分の別の悩みを子どもの事に置き換えていますね。その相手をしないといけないと思うと先生が1人で悩んでしまうんですね。
自分の悩みや子育てを、ありのまましゃべっても良い信頼の置ける友達や仲間を持つ人が少ない事を最近知りました。いつも、かっこいい所を見せて暮らしているんですね。
これでは、ストレスがたまって、爆発すると思います。仲間を作りたいですね。
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