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2008年06月20日

教育をサービスの質として評価する傾向はその要求に歯止めが利かない

本来「共同」な営みであるはずの教育が、いつの頃からか、サービスとして位置づくようになってしまいました。

そして、保護者の「理不尽」と思える要求は、実はこの教育のサービス化政策と無関係ではありません。サービスに求める要求は多様で、しかもきりがないからです。

それにしても最近の学校へのクレームは「殺すぞ」といった言葉が飛び交うほど過激です。

その過激さと理不尽さには到底共感・賛同はできませんが、過激にならざるを得ない保護者の生活背景には共感しなければならないのではないでしょうか。

また、そういった親からの「要求・苦情」もまた、すべて教師が個人として受け止め、一人で抱え、悩まなければならないところにも、現在の学校の問題があるのです。

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コメント (1) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン