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現場を消耗させる間違った競争主義
「教師を競争させればがんばる」といった間違った競争観。
「文句がある奴は辞めればいい」という某区教育長の開き直り。
国・文科省は、学区の自由化で学校間競争をあおり、学力テストでその競争を激化させ、人事考課制度でその競争を教師個人にまで反映させました。
教師の仕事は数値で評価できるものではありません。教育の仕事は個人の仕事ではなく共同で進めるものです。
かりに教師個人が評価できるものだとしても、その評価は『何年もたってからわかる』ことがいくらでもあるのです。
間違った競争主義は、教師と子どもたちとの関係を崩壊させます。そして何よりも現場の「共同」の関係を崩壊させます。
指導の自己責任を強いられる中で私たちは日に日に消耗しています。
私たちはそんなことのために苦しんでいます。
コメント (2) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン