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私たちはこんなことのために苦しんでいる
いつものように5時前に目が覚める。あっ、土曜日だったとすごくうれしくなる。しかしその次に、やらなければらない仕事が頭をかけめぐって、二度寝ができなくなる。
●説明責任と責任逃れと形だけの宣伝と
教師の精神的疾患の急増、中途退職者の増加……。「教師受難の時代」と言われてきてすでに久しいのですが……。にもかかわらず文科省や教育委員会はいまだに言い続けています。
「国や地方自治体は、教育について万全の努力をしています」
「それでも子どもたちの学力が向上せず、教育問題が絶えないのは、現場の責任です」
そして現場は、その責任から逃れるために必死です。
やってもやっても終わらない「報告」のための文書づくり。教師の力量にちっとも結びつかない形だけの研修。日にちや時間さえ増やせば責任が果たせると考えている授業時数の増加や確保。そしてついには民間に委託して始めた補習授業。
これらはすべて「現場はこれだけのことをやっています」といった説明責任や、責任回避……、そして外に向けた形だけの宣伝のための多忙化であると言えます。
忙しくて子どもの指導ができない?教師の仕事は子どもを指導することではなかったのでしょうか?笑えないジョークです。
私たちはそんなことのために苦しんでいます。
コメント (2) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン