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メモ回しの禁止をめぐって
昨日土曜日は、千葉の地元で学習会。好きで学んでいるとは言え、さすがに疲れが体に残っています。今日、ようやく休みになったという感じ。ジムで走って、サウナに入って、夕方まで昼寝…、といった、しおちゃんマンにとっては贅沢な一日をすごすつもりです。
さて、昨日の研究会で、高学年の女子のメモ回し・交換日記をどう考えるかというテーマで活発な討論が行われました。
いじめの温床になるので禁止するべきだとする意見(実践報告ではメモ回しが原因で仲間はずしが行われ、はずされた子は不登校になっています)、メモを回すことでコミュニケーションをとろうとする子どもたちの気持ちにまず共感して話し合うべきだという意見、ルールを決めればいいのではないかという意見、子どもと話し合う内容ではないという意見…、若い人たちも活発に討論に参加していました。
こういったことをとりあげて真剣に話し合うことは、教師ではない方たちにはなかなか理解できないのではないかと思っています。
「そんなことは教師の一声で禁止すればいい」
「そんなことを考えている時間があったら、勉強をしっかり教えてほしい」
といった声も聞こえてきそうです。
しかし、そうではないところに教育のむずかしさがあるわけです。これは生活指導の問題であると同時に、学習活動・学習生活が成立するということはどういうことなのかといった大きなテーマの問題でもあるからです。
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