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自分で指導する気概を
全国的に、若い教師が増えてきたからでしょうか。それとも責任問題がうるさく言われるようになってきたからでしょうか。
子どもが何か問題をおこしてしまった時に、管理職の先生に指導をお願いすることが、どこの学校でも目につくようになってきました。これは、いけない傾向だと思っています。
なぜいけないのか……。担任の教師が、子どもからの信頼をなくすからです。そして、教師自身が学ばないし、育たないからです。
ゆえに、たとえ、管理職が、
「私が指導するから連れてきなさい」
などと言ってきても、
「ありがとうございます。しかしここは、私が指導します」
と言うべきではないでしょうか。少なくとも私はそう言ってきました。いや、若いときはもっと過激で、管理職の先生に向かって、
「なぜあなたが指導するのですか?この子のことをどれだけ知っているのですか?」
などと言い返してしまったこともありました。
そうです。お願いした「指導」がうまくいくはずがないのです。なぜなら、管理職の先生は、「その子の事情」を知らないからです。ただ、やってしまったことだけを「ダメじゃないか!」とおどかすしかないからです。
ということで、管理職の先生に指導をまかせても、子どもと担任との信頼関係はなくなるわ、指導はうまくいかないわで、いいことはありません。若い先生は何かあったら、まずは学年の先生に報告・相談しましょう。
学年の先生をとびこえて、すぐに管理職に報告する最近の傾向を考え直さなければ、今後教師と子どもとの信頼関係はますますなくなっていくと思います。
---ハーフマラソン完走に向けて------
12/3 8~10km/h 5km/104km 33分
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