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2007年10月16日

林間学校の勤務時間の調整

二拍三日の林間学校は、一日目、二日目が12時間勤務。三日目が8時間勤務として計算されるそうです。知らなかった……。

しかし実際は、6:30出勤、12:00就寝(担任によっては、夜中の2時)なので、12時間ではすまないのですが……。さらには、三日目がどうして8時間労働なのかなあ……。6:00起床、17:00解散だったのですが……。

まあ、あいかわらずのお役所計算なのですが、今年度になってやっと正式に計算してくれるようになったということだけでもよかったと思います。今までは、こんなことさえもなかったのですから。教師の平均寿命が年々短くなっていったり、ここ数年で教師の精神的疾患が急増したりで、さすがに行政も何かをしなければならないと思い始めたようです。

さて、行政の計算ではこの三日間で、8時間分、勤務時間をオーバーしているので、11月6日までに、そのオーバーした分を調整するように管理職から指示がありました。

しかし授業をつぶすわけにはいきません。「放課後若干早く帰ることで調整しなさい」ということです。

ところが、今週はすべて放課後は会議でうまっているし、来週は水曜日以外は、5時すぎまで個人面談をすすめなければなりません。この調子だと、おそらく、調整期間内に時間調整はできないかもしれません。

このように、教師の仕事というのは、勤務時間で割り切れるものではありません。労働基準法で決められている休憩時間もありません。休み時間は、子どもと話をしたり、給食指導をしているわけですから。むしろそういった時間(授業以外の時間)こそ大切だと考えているほどです。

早く帰してくれるのはいいのですが、一方で早く帰れない仕事の内容をどうにかしてくれないと、結局は何も変わらないと思うのは私だけでしょうか。

ちなみに、早く帰りたいと言っているのではありません。子どもに直接関係のある仕事でしたら、いくらでも仕事をしたいという思いはどの教師でも持っています。教師は子どもたちの笑顔が好きなのです。子どもの笑顔に直接結びつかない仕事……、逆に子どもたちとの距離が遠くなってしまうような多忙化。それが問題だと言っているわけです。

具体的には、仕事内容の見直しとともに……、しつこいようですが、学級定数を引き下げながら、教師の数を増やしてほしいということです。これだけでも、現在の教育問題(学力問題やいじめ問題等々)のほとんどは解決できると私は思っています。

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wrote by しおちゃんマン

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