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「視写」丸写しはバカにできない
しおちゃんマンは、教師になってから27年間、ずっと毎日学級通信を書き続けています。
当時は、B4の大きさの紙に書いていました。(今はその半分のB5の大きさです)
また、当時はガリ版で書いていました。(今は、パソコンのワードで)
さて、当時は、教育についてそんなにくわしくなかったわけですから、教育・子育てについて感銘を受けた本をそのまま写して…、ということが多かったように思います。
しかし、そのことが今になって、書く力として役立っています。つまり、「写す」ということは、バカにできないということです。
子どもたちの文章力を見ていると、上手な子もいますが、やはり全体的には文章を書くことが苦手な子が多いです。そこで、好きな本の一部を「写す」ということも、りっぱな勉強になるので、家庭学習でぜひ試してほしいです。
「視写」について調べてみると、やはり次のような効果があるようです。
1 文や、文章を視写することによって、より確かな、より豊かな理解をもつことができる。
2 視写を繰り返すことによって、自ら文章作法を学び、それを自分の表現力に生かすことができるようにする。
3 視写を繰り返すことによって、文字、文の書き方などの基礎となるものをそれとなく身に付けることができる。
4 視写の繰り返しによって、書くことに慣れ、筆速を早め、書くことを学習に生かすことができるようになる。
文豪と言われていた人たちも、尊敬する先輩の文章を視写して学んだというエピソードもあるようです。
視写については、文献やワークシートが出ているようなので、少し調べてみようと思っています。
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