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2007年02月21日

回れ右

卒業証書授与の所作の指導で、「回れ右」ができない子が多いことに気がつき、その指導についていろいろ勉強してみました。

まず、「回れ右」は先日、以下のように指導しました。

1)右足を後ろに下げます。
2)かかとで回ります。
3)右足を戻します。

他にも下記の方法があるようですが、鼓笛隊等で使われる応用編のようです。

1.左足を右足の前に出す。
2.つま先でまわります。
3.左足を戻します。

さて、難しいのは、2)の、「かかとで回る」ことです。しかし、詳しく調べてみると、正式にはそうではないようです。つまり、以下のように指導するのが正しいようです。

2)左足のかかとと、右足のつま先で右方向に回る。

今の子どもたちは、かかとを軸とした回転をすると体の軸がずれ、ふらついてしまうので、「左足のかかとと右足のつま先で右方向に回る。」となったようです。

つまり「回れ右」は、

「気をつけ」の姿勢から、第1動作で右足を約二足長、斜め左足の後方に引き、第2動作で左足の踵と右足のつま先で、180度右へ回り、後ろに向きを変え、第3動作で右足を左足に引きつけ「気をつけ」の姿勢になる。

ということになるようです。

コメント (2) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン