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回れ右
卒業証書授与の所作の指導で、「回れ右」ができない子が多いことに気がつき、その指導についていろいろ勉強してみました。
まず、「回れ右」は先日、以下のように指導しました。
1)右足を後ろに下げます。
2)かかとで回ります。
3)右足を戻します。
他にも下記の方法があるようですが、鼓笛隊等で使われる応用編のようです。
1.左足を右足の前に出す。
2.つま先でまわります。
3.左足を戻します。
さて、難しいのは、2)の、「かかとで回る」ことです。しかし、詳しく調べてみると、正式にはそうではないようです。つまり、以下のように指導するのが正しいようです。
2)左足のかかとと、右足のつま先で右方向に回る。
今の子どもたちは、かかとを軸とした回転をすると体の軸がずれ、ふらついてしまうので、「左足のかかとと右足のつま先で右方向に回る。」となったようです。
つまり「回れ右」は、
「気をつけ」の姿勢から、第1動作で右足を約二足長、斜め左足の後方に引き、第2動作で左足の踵と右足のつま先で、180度右へ回り、後ろに向きを変え、第3動作で右足を左足に引きつけ「気をつけ」の姿勢になる。
ということになるようです。
wrote by しおちゃんマン
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コメント
確かに「廻れ右」「左向け、左」など動作一つ一つを正確には行うのは
子供たちには難しい事なんでしょうね、
実際道場でもほとんどの子供が最初は出来ません。
子供たちは理解力がありますので「何をどうする」は直ぐ解ると思うのですが、
行動に結びつくまでが中々上手くいかないようです。
そもそも号令には「予令」「号令」があり、この場合
「廻れ・・・が予令で、右・・・が号令」です。
私の道場では
「廻れ~~~」一呼吸
「右! ハイ!1・2・3」と声を掛け
見本になる大人はこれでもか!と言うくらい
大げさに行動します。
しかし、正しくは踵で回転するだったんですね
私はつま先と踵が正しい行動だと思ってました。
鼓笛隊などでは、また違った回れ右があるようです。
ようは、見た目にも美しく、スムーズに回ることが大切なのでしょうね。
体育的には、思いと体を一致させることがテーマになってくるのかもしれません。
投稿者 しおちゃんマン : 2007年03月10日 20:52
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