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2007年02月19日

「学級」を教師評価の道具にしてはいけない


最近の傾向として、子どもの問題をそのまま教師評価に結びつける傾向がある。

しかもそれが「学級」を単位として進められ、担任教師への精神的な苦痛へと結びついている。

たとえば、忘れ物の数を学級ごとに数値化し、それを全体に公開しながら、教師の実践的な力量として評価することもその一つ。

確かに、忘れ物に対する指導が教師の力量によって左右されることも否定できない。しかし、忘れ物に限らず、年々子どもの問題が重くなってきている中、担任教師の力量だけではどうしようもない問題が増えてきていることもまた事実である。

だとしたら、それらを教師一人の力量の問題にせず、学校…、または地域の課題としてとらえ、みんなで取り組んでいく視点が必要ではないだろうか。

「学級」は、学校における子どもたちの基礎的な生活の場。

教師評価の道具にしてはいけない。

コメント (2) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン