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2007年01月02日

教師としてのこだわりを大切に

 若い人たちには、教師になったからには、自分なりの「こだわり」をもってほしいと思っています。

 私自身がこだわってきたものは、教師になってからずっと続けてきた「学級通信の日刊発行」です。

 当時から管理職からのチェックや、「学年の足並みをそろえなさい」といった攻撃にもめげず、日刊にこだわって発行し続けてきました。その「こだわり」が今の自分を「教師」として子どもの前に立たせているのかもしれません。

 今年からさらに、教師個人の「こだわり」がなかなか許されない時代になっていきます。(あえて言い切ります)

 千葉県でも、まったく同じ指導案で授業を進めて、その報告(児童の発言など)を強いるやり方が、早くも研修会などで登場してきています。

 教師がその「こだわり」を放棄したら、単なる「教師ロボット」です。そんなロボットには、子どもも保護者も信頼はよせてはくれないのです。

 そういった意味で、教師ロボットが大量に出てくるであろう2007年は、学級崩壊が再び大きな問題になってしまうことを、私は12月31日のメッセージで予想しました。(この予想がはずれてくれることを祈りつつ)

 ちなみに、自分が「こだわり」を持つということは、同時に他の教師の「こだわり」を尊重するということでもあります。そしてそこから初めて、教師間の「共同」が生まれます。

 「共同」というのは、まったく自分を捨ててまわりに合わせる事ではありません。お互いの「違い」を尊重しつつ手を結んで一緒に指導にあたるということなのです。

 そんなあたりまえの「共同」のあり方さえもわからなくなってきているのが、今の現場の状況です。

wrote by しおちゃんマン

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だらだらとテレビを観ていたら、こんないい台詞に出会いました。 [続きを読む]

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