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いじめゼロキャンペーンで
うっ…、またこんな時間(夜中の3時)に目が覚めてしまった。足の痛みは点滴のおかげでかなりよくなりましたが、まだかなり腫れています。
さて、県内一斉に各学校で「いじめゼロキャンペーン」が進められています。
本校でも、それぞれのクラスで、いじめについて話し合い、その結果をお昼の放送で発表する取り組みが進められています。
6年1組では、作文の学習もかねて、いじめについて全校によびかける形で文章を書いてみました。今回は、次の定型文を示して、それに合わせて書いてみました。
定型文
「M小からいじめをなくそう」私たち6年1組は、M小からいじめをなくすために次の三つのことを呼びかけます。
一つ目は、~
理由は、~二つ目は、~
理由は、~三つ目は、~
理由は、~私たちは今年で卒業ですが、M小学校がいじめのない学校になるように、これからもがんばりましょう。
一人ひとりがこの定型文にそって作文を書きました。
その中から、Oさん(女子)の作文を紹介します。
「M小からいじめをなくそう」私たち6年1組は、M小からいじめをなくすために次の三つのことを呼びかけます。
一つ目は、自分一人でかかえこまないでほしいということです。
理由は、最近ニュースで『自殺』などいじめで亡くなっている人が多く、その人たちは自分一人でかかえこみ、親にも先生にも相談せずにいたと思うからです。自分は一人じゃない。そう思って誰かに相談する勇気も必要だと思ったからです。
二つ目は、いじめは弱い人がやるということを考えてほしいということです。
理由は、いじめって、見ていると集団でやっていることが多いのですが、いやなことがあったら本人に直接言えばいいことじゃないかと思います。直接言う勇気がないから集団でいじめるのではないでしょうか。一人ひとりが、自分に勇気を持てるようにみんなで協力することも大切です。
三つ目は、保護者の方々と先生方へ。
保護者の方は、子どもと日ごろよく話をして、「どんなことでも相談できる相手」になること。先生方は、児童からの厚い信頼関係ができるといいと思います。このように、保護者の方々、先生方が進んで動くことで、いじめゼロへの第一歩となると思います。
私たちは今年で卒業ですが、M小学校がいじめのない学校になるように、これからもがんばりましょう。
wrote by しおちゃんマン
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コメント
「いじめゼロ」を目標としていて、いじめを無かったことにしていたところがあちこちにあったというのに、まだこんなことが行われているんですね。
ところで、小学校6年生だった娘がいじめられたときの首謀者は、このOさんのような立派な作文を書いていました。
タテマエではなく、ホンネの部分での指導をぜひよろしくお願いします。
●Tossyさん
コメントありがとうございました。
Tossyさんのコメントは、読みようによっては、Oさんがいけないように読めてしまうので(もちろんそういった意味ではないことは承知しています)、本人も読んでいますので、ご配慮いただけたら幸いです。
指導のいたらなさは十分承知しています。みなさんのご批判については真摯に受け止めていきたいと思います。
また、この子は真剣にいじめと向き合って書いてくれたことをわかっていただけたらと思います。足りなかったのはあくまでも、私の指導ですので。
投稿者 しおちゃんマン : 2006年12月08日 22:17
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