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2006年08月11日

【本】せつないカモメたち


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せつないカモメたち
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あめあがりの会の掲示板でも少し話題になった本です。一日で一気に読みました。

テーマは不器用な大人たち…ということですが、今どきの少女たち、そして親子関係等々、という視点で読むといろいろ考えさせられます。

○何を言っても非難されることのない、どうでもいい関係だから本音が言える。

○「……あなたと私は赤の他人、あなたがどうなろうと知ったことじゃない、そのあたりで死にそうになってたら救急車ぐらい呼んであげるけど、それ以上は何もする気がない。どうでもいい人間関係だって、そう言った時に、A子の顔に初めて、私への信頼みたいなものが浮かんだの。それが感じられたの」

印象に残った記述をあげてみました。

最近の子どもたちの関係…、いや、社会全体の人と人とのつながり具合って、まさにこんな感じだよなあ…、と思いました。

全体的にせりふが芝居がかっていて、最後はドタバタしている感じもしないではありませんが、お薦めです。

wrote by しおちゃんマン

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