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また一つ消えていく?
私は今年のお正月に以下のような文章を書きました。
さて、今年(2006年)はどのような年になるのでしょうか。まず、「学校の説明責任」という理由で、教師個人の意見表明権が規制されていくことが予想されます。〜中略〜ホームページでの教師としての個人的な主張も規制され、教師のホームページやブログが消えていく年になってしまうかもしれません。
そんな心配がまた一つ当たってしまったような……。
毎日楽しみに読ませてもらっていた、ダメ教員さんのブログが閉鎖されてしまうというお知らせを読みました。
文体のおもしろさ、アクセス数の多さ、そして本にまでなった有名ブログサイトだったのに残念です。
新しい活動の場をさがすということでしたので、引き続き応援したいと思っています。
さて、ダメ教員さんがブログを閉じる理由の一つとして、「素性がばれてしまって、先輩がそのことを心配して…」というのがありました。
ダメ教員さんの場合は、直接「上」からの規制があったわけではないようですが、「先輩が心配」してくれたわけですから、ある意味、規制されることが見通されたわけですね。
そもそも私たちには守秘義務がありますので、子どもたち個人の話題はもちろん、場合によっては教室の様子なども書けないこともあります。
また、先にも述べたように今年は、教師個人の意見表明権が規制される年(自己規制含む)になるだろう…、というのがしおちゃんマンの予想(予言)でしたが、私たちのまわりを見ていると、私の予言通り、そういった傾向が強くなってきているように感じています。
そうなってくると我々教師は書くことがなくなってきて、続けていく意欲もなくなってしまうのです。
しかし、そういった時代であるからこそ、私たちが一教師として何が書けるのか…、何を書くべきなのか(何を書いてはいけないのかも含む)を追求していきたいと思っています。
子どもと直接向き合っている私たち一(いち)教師が教育論を語らなくなったら、日本の学校教育はおしまいです。
そしてその教育論は、子どもたちのリアルな生活基盤から語られなければならないのではないでしょうか。
机上の教育論ではにっちもさっちもいかなくなっていることは、もう誰もが感じていることなのではないでしょうか。
ということで、私はもう少しがんばって続けていきたいと思っています。
wrote by しおちゃんマン
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