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【本】国家の品格
すごく売れている本らしいので、読んでみました。
講演記録を書き直したということで、とても読みやすい本です。
テーマは、情緒と形。
欧米の「論理と合理」に身を売るのではなく、世界に誇るべき我が国古来の「情緒と形」を取り戻そうということです。
共感する部分はいくつかあります。たとえば英語教育について。
国際人を育てることで、手段としての英語ではなく、中身の教育こそ大切だということ。
このように考えていくと、特に新しい提起がある本ではないのですが、なぜこの本がこんなに売れたのかに興味がわいてきました。
wrote by しおちゃんマン
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コメント
ナチにも論理は見いだせるのであり、決定的な差異はハートの部分だという説明は、以前のエッセーから続いています。
21世紀は、ますます「見せ方」・技術が大事になっていく時代でしょう。今回のベストセラーに私がもっとも思うのはこの点です
投稿者 高橋りう司 : 2006年05月01日 08:38
私も、話題の本なので読んでみようと思っていたのですが、日米中韓の4か国の中で、日本の高校生は学校の成績や進学への関心度が最も低いという高校生の意識調査の結果に、「個性の尊重ばかりを唱え、子どもに苦しい思いをさせてはいけないという『子ども中心主義』が信奉されてきたこと」が原因だと、藤原氏が読売新聞にコメントしていたのを読んで、一気に読む気が失せました。
中身を批判するのは読んでからとは思うのですが、714円がもったいないような・・・
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