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子ども一人ひとりの事情を知る
4月、5月は、子どもたち一人ひとりの「事情を知る」時期だと考えています。
なぜこの子は、人の話が聞けないのだろう?
どうしてすぐに友だちとトラブルになるのか?
勉強に対して全くやる気がないのはなぜか。
なぜ友だちをいじめるのか。逆にいじめられてしまうのはなぜか。
仕事をまったくしないのはなぜか。
否定的に見える事象にも、必ずその子の事情があるものです。
その事情がわかった時に、指導の切り口が見えてきます。事情がわかって指導するときと、事情を知らずに指導するときとではその指導の方法や中身がまったく違ってきます。
子どもの事情を知るためには、子どもたち一人ひとりと対話ができる関係をつくることが大切です。
また、子どもたちだけでなく、保護者のみなさんと、対話ができる関係をつくることも大切ですね。
この時期、授業参観があったり、家庭訪問があったり、運動会準備があったりで大変ですが、逆にそういったことを生かして、子どもたちや保護者のみなさんと「対話が出来る関係」をつくって、この一年間のいいスタートにしたいものです。
コメント (4) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン