子ども一人ひとりの事情を知る
4月、5月は、子どもたち一人ひとりの「事情を知る」時期だと考えています。
なぜこの子は、人の話が聞けないのだろう?
どうしてすぐに友だちとトラブルになるのか?
勉強に対して全くやる気がないのはなぜか。
なぜ友だちをいじめるのか。逆にいじめられてしまうのはなぜか。
仕事をまったくしないのはなぜか。
否定的に見える事象にも、必ずその子の事情があるものです。
その事情がわかった時に、指導の切り口が見えてきます。事情がわかって指導するときと、事情を知らずに指導するときとではその指導の方法や中身がまったく違ってきます。
子どもの事情を知るためには、子どもたち一人ひとりと対話ができる関係をつくることが大切です。
また、子どもたちだけでなく、保護者のみなさんと、対話ができる関係をつくることも大切ですね。
この時期、授業参観があったり、家庭訪問があったり、運動会準備があったりで大変ですが、逆にそういったことを生かして、子どもたちや保護者のみなさんと「対話が出来る関係」をつくって、この一年間のいいスタートにしたいものです。
wrote by しおちゃんマン
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コメント
はじめまして。くまと申します。
小学校教員になって3年目です。
しおちゃんまんさんのこのブログを見つけて、読ませていただいてとても勉強になりました。
子どもたち一人一人、また保護者の方と対話できる関係緒を作る、大事ですね。
よろしくお願いします。
投稿者 くま : 2006年04月22日 16:17
●くまさん
最初に力ずくでキチンとさせることにどうしても目がいってしまうのですが、それはそれで大切だとは思いますが、私の場合は、関係づくりを重視しています。ご参考になればと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
投稿者 しおちゃんマン : 2006年04月22日 16:29
初めまして(かな?)
子どもの事情を知るというのは大切ですね。
この間、Bさんのお母さんがAくんがBさんをいじめるというような苦情を言ってきましたが、よく話を聞くと、Aくんにも言い分がありました。
Aくんを悪い子と決め付けないでよかったです。
投稿者 piano : 2006年04月23日 09:22
●piano さん
コメント、ありがとうございました。
事情を知るためには対話が必要で、その対話ができる関係を作ることが高学年では重要なテーマになるような気がします。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿者 しおちゃんマン : 2006年04月25日 23:48
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