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多様な出会いを
今日は卒業式です。今の六年生は、私が本校に着任したときに最初に担任した子どもたちなので、いろいろ思うところがあります。
これから楽しいこと、つらいこと…、今まで以上にどっと押し寄せてくると思います。そんな中でも、「自分」をしっかりともってがんばってほしいと思っています。
さて、今の六年生は、結果的に私も含めて5人の教師が担任しました。
2年間同じ担任の方が、クラスがまとまるのではないかという意見もありますが、本校の場合は六年間クラス替えがないので、他校と違っていろいろな教師との出会いが大切だと思っています。(その年の子どもたちの状況を一番に配慮して考えなければならないことは当然ですが…)
特に私のようなクセのある教師に2年間担任されるのは、子どもも保護者のみなさんも疲れます。(笑)
教師との出会いだけでなく、子どもの時は(若いときも)特に、<「出会い」は、可能な限り「多様」であった方がいい>、というのが私の持論です。
いろいろな人がいていいこと、どんな人とでも一緒に生活できることを学ぶこと、そして自分自身の視野を広げ、豊かな価値観を持つことができるからです。
本校は、いろいろな面で(特に学習環境的に)恵まれている学校だと思います。ただ一つ課題があるとすれば、この「多様に出会うこと」がどうしても制限されてしまうことではないかと思っています。
そこで、多様で豊かな出会いと経験ができることを、授業や様々な活動で保障できたらいいなあ…、と思っています。
コメント (3) /トラックバック (1) /wrote by しおちゃんマン