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子どもと遊ぶ時間の保障
小学校の教師は子どもと遊ぶことが「仕事」だと教えられてきました。
子どもと遊べない教師がどうして子どもとの信頼関係を結べるのか…、ということです。
授業にしても、子どもとの信頼関係がなければ成立しません。逆に、どんな下手な授業をしてしまっても、子どもとの信頼関係があれば、子どもたちは一生懸命考えてくれるものだと。
ゆえに「子どもと遊ぶ」ことは、時には「事務仕事や会議よりも優先されるべき」であるし、その時間は保障されなければならないと考えています。
しかし残念ながら、今の現場は、そういったこととまったく逆な方向に動いています。
授業にしてもその方法や技術ばかりが研究されています。そういった研究はもちろん大切ですが、最優先されるものだとは今も考えていません。
机上(会議)でのみ話し合われる子どもの「問題」(実は私たち教師の問題であることが多いのですが)は、子どもたちを分類し、その分類にそった解決方法を見つけようとばかりしているので、リアル性に欠け、真の解決にいたりません。
私も含めて、教師は、親は、そして大人は、もっと子どもたちの生活現実を知るべきだと思います。
「ねばならない」と主張する前に、子どもや保護者のみなさんと一緒に悩むことのできる教師でありたいです。
そのためには、教師はもっと子どもと遊び、教師の方からちょっかいを出し、そして対話していく必要があると最近強く思います。(最近そうなっていないという反省の意味も含めて)
そしてその時間は最優先で保障されなければならないと。
コメント (11) /トラックバック (4) /wrote by しおちゃんマン