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「ストレーター」発想
全生研の仲間であり、フリー教育研究者の浅野誠氏は、月刊誌「生活指導」(2月号)の中で教師の生き方について、
教師の道一直線でいくことが肯定的に受けとめられ、途中でやめることは「挫折」のように受けとめられやすい。
と指摘。そしてさらには、
このことは、私がこのところいいつづけている「ストレーター」発想に共振しやすく、子どもに対してもそうしたことを期待するメッセージをひそませやすい。だから、フリーターとかニートとかを、社会的風潮と同じように、思わず否定的にとらえてしまう傾向をもっているともいえよう。教師という存在自体が歴史的に「モデル」的役割をになわされてきたことに加えて、大半の教師が「モデル」としての教師一直線的な発想のなかに生きているためであろうか。
なるほどと思う。
「とても停年まで続けられそうにない」と多くの教師が思いながらも、結局多くの教師は停年まで働いている。
まず教師自身が自分の生き方の幅を豊かに持ちたいと思った。
コメント (8) /トラックバック (1) /wrote by しおちゃんマン