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おせち料理
今の子どもたちって「おせち料理」って食べるのかなあ。
確か…、おせちの料理の一つひとつに意味があるんですよね。
さっそく代表的なものを調べてみると、
黒豆…黒は健康を表し、まめに暮らせるようにという意味。
数の子…子孫繁栄の縁起言葉から正月料理の祝肴となった。
たつくり…田作りは小さくても尾頭付きで縁起の良い料理。豊年、健全、家内安全の祈りを込めた料理。
昆布巻…昆布は「養老昆布」と書いて「よろこぶ」と読ませ、不老長寿とお祝いの縁起物。
栗きんとん…栗きんとんは黄金の塊を意味し、商売繁盛、金運をもたらす縁起の良い福食。
はぜ甘露煮…すばやく目標を達成させると縁起物。
お多福豆…福を招来するという縁起物。
蒲鉾…形が日の出に似ていることから祝膳に使うようになった。
伊達巻…巻物なので文化や勤勉を意味。
だいだい・橙…代々家が続くという縁起から正月の鏡餅に飾られる。
ということだそうです。
昔の人は、おせち料理を出しながら、その一つひとつの意味を子どもたちに教えていったんでしょうね。
縁起物を信じるとか信じないということではなくて、家族の中でそういった文化的な会話が成立していたことが大切だと思いました。
コメント (5) /トラックバック (1) /wrote by しおちゃんマン