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敬語の使い方は難しい
「紀宮さま結婚」の報道を聞いていて、アナウンサーのみなさんが、敬語の使い方にとても気を使っているのがわかりました。
しかし、報道各社によって、文章表現は若干違うようです。たとえば、
○~と新生活への決意を語られた。(読売新聞)
○新生活について~と抱負を語った。(時事通信社)
一方、日常的にも、尊敬語、謙譲語、丁寧語の使い分けは本当にむずかしいですね。教えるのはもっと難しい。
お二人が記者会見でよく使っていた言葉、「存じる」「まいる」は、それぞれ『思う』『いく』の謙譲語です。
とても美しい日本語だったと、どこかの解説委員が言っていましたが、尊敬語や丁寧語との違いはわかりますか?
さて、職員室に子どもが来て、教師の所在を確かめる時は、
「○○先生はいらっしゃいますか」
くらいは言ってほしいです。
「○○先生、いる~?」
は、やっぱりマズイと思うし、
「○○先生はいますか?」
でも、何か足りないような気がします。
でも、
「先生、給食を召し上がってください」
などと言われたら、気持ち悪く感じてしまうので、
「先生、給食を食べてください」
でいいですよね。
ここらへんは、どう教えたらいいんだろう……。
関係性に加えて、使用する「場」について教えることも大切なのかもしれませんね。
コメント (3) /トラックバック (1) /wrote by しおちゃんマン