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目と耳、そして心
(音楽会の練習)
今日の日刊通信に、以下のようなことを書きました。
さあ、音楽会が明後日にせまってきて、練習もあと一回になりました。
子どもたちには、こんな話をします。
音楽会で大切なことは、目と耳と、そして心だよって。
「指揮者を見る、目」
「仲間の声や音を聞く、耳」
そして、
「クラスの心を一つにしていく、心」
です。
目と耳はわかりますが、「心」ってなんなのでしょうね。
それは、一人ひとりが全力を出しつつ、みんなのこと(全体のこと)を考えていくことです。
たとえば、ラップをやる人と、やらない人がいるわけですが、やらない人は、「オレには関係ないや」「やる人だけががんばればいい」と考えるのはまちがいだということです。
一人ひとりが、みんな(全体)のことを考えて、ワン、ツー、スリー、フォーの声や、手拍子をがんばることで、ラップの人もがんばれるということです。ラップの人も、自分だけが成功すればいい、自分だけが間違わなければいい、と考えるのではなくて、他の人の「声」による応援を感じながら、みんなのためにがんばるのです。
音楽会の取り組みは、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」を勉強するのに、とてもたいせつな取り組みだったということですね。
[2005年10月20日(木曜日)発行NO.102]
コメント (4) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン