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「環境」が子どもを育てる
本校の子どもたちの「楽器」に対する「勘」というか、「センス」に感心してしまいます。どの子も抵抗感なく、すぐに楽器に親しみ、少し練習すれば立派に演奏できてしまうのですからねえ。
我々のころ、つまり昭和30年代に子どもだった人間からすると、驚いてしまうわけです。
来週の音楽会では教師の演技もあるのですが、正直に言いまして、体育会系のしおちゃんマンにとっては、これが毎年苦痛なわけで、昨年度は、生まれて初めてドラムをやらされて、それこそ泣きながら練習してやっとできるようになりました。
小学校教諭の免許をとる時にも、ピアノの演奏を、それこそ指をつらせながら練習して、やっと合格できました。
センスはないけど、根性だけはあるようで……。
しかし私などとはちがい、今の子どもたちが楽器にすんなり「入れる」ということは、学校の音楽教育の進歩やメディアの影響…、そしていろいろな楽器がすぐに手に触れることのできる本校の環境、その他いろいろなことが影響しているのだと思います。
このように、環境が人を育てるというのは事実でして、そうだとしたら、他の面においても、子どもたちをとりまく環境について十分考えていかなければならないのでしょう。
個別な指導だけでは子どもは育たないということだと思います。
コメント (5) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン