« 書き込みツールを考える | メイン | スポーツテスト »

2005年09月28日

校庭から消えていくもの

体育で、マット運動の指導をしています。

最近の子どもたちは、たとえば授業でマット運動の前転を教えても、日常的に「転がる経験」が少ないので、昔のようにすぐに身につきません。1,2年生の時に上手にできていても、3年生になるとできなくなってしまっていることが普通です。また、指導中に前転の練習をしていると、よってしまう子もいます。

私自身が子どもの時は、たとえば校庭の砂場に跳び箱が日常的に置いてあって、休み時間に自由に練習することができました。もちろん教師などはついていませんでした。

今では、怪我が心配で、そんなことは考えられません。実はこれは、子どもの怪我が心配なこともありますが、責任問題もあるのです。教師が見ていないところで大きな怪我があると学校に責任が問われてしまうわけです。

ちなみに、ぶらんこが校庭にある学校が少なくなってきているようです。本校にもありません。そう言えば、ジャングルジムもないし、吊り輪もないなあ。あと、ぶらさがつてグルグル回るやつ…、名前はわすれちゃったけど…。他にも以前あったけど、校庭からなくなってしまった遊具があると思います。

このままだと、今に、鉄棒も校庭から姿を消してしまうのではないかと心配しています。とりはずせるしくみになっていて、体育のときだけセットするといったことになるかも……。

wrote by しおちゃんマン

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://shiozaki.info/mt/mt06-tb.cgi/849

コメント

う~ん・・・。
なんだか、寂しいですね・・・。

そういえば、今の子供たちは転ぶときに手をつかないので、
顔を擦りむいてしまうことが多い、と聞いたことがあります。

子供たちの運動能力が衰えてきている・・・ということなのでしょうか。
些細なことで大ケガに発展することが、多々あるように思います。

世の中便利になるのはいいことなのかもしれませんが、失うモノも大きい気がしてなりません・・・。

投稿者 びろみマン。 : 2005年09月28日 07:57

>びろみマンさん

顔をぶつけてしまう時に、目がつぶれない子が増えているといったことも聞いたことがあります。

大人たちが想像している以上に、子どもたちの体はどうにかなってしまっているのかもしれません。そしてそれは、私たち大人の責任として考え直さなければならないのではないかと思っています。

投稿者 しおちゃんマン : 2005年09月28日 20:02

ぐるぐる回るものというのは、回旋塔のことでしょうか?
下に私が学生のころ通った小学校の写真の中にそれがあるのですが。
http://www.ichihara-chb.ed.jp/tsukide-e/otakara.htm

投稿者 KOYASU : 2005年09月28日 23:51

> KOYASUさん

はいはい、これです。(^^)

この写真も、女の子が片手でぶらさがっていますね。今の子どもたちでは考えられないことです。

投稿者 しおちゃんマン : 2005年09月29日 07:43

仁美です。
しおちゃんマンだいじょうぶ?しおちゃんマンはいまにゅういんしてるの?早くなおればいいね。おだいじに。
     島田仁美より
ついしん、こないだの漢字マメテストみんな百点とれたよ。

投稿者 島田仁美 : 2005年10月06日 18:55

また仁美です。
まちがえました。みんなごうかくしました

投稿者 島田仁美 : 2005年10月06日 18:59

ますます、子供の遊ぶ環境がなくなってしまいますよね。怪我をするということも一つのです。
校庭の砂場に跳び箱があったら、確かに楽しいですよね。同時に、跳び箱の練習にもなりますし。なので、校庭にある用具は消さない方がいいです。
ついでに、私の近くにある学校はまだぶらんこがあります。

投稿者 tttttttttt16 : 2005年10月07日 16:36

コメントしてください

サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)

(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


情報を登録する?