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2005年09月28日

校庭から消えていくもの

体育で、マット運動の指導をしています。

最近の子どもたちは、たとえば授業でマット運動の前転を教えても、日常的に「転がる経験」が少ないので、昔のようにすぐに身につきません。1,2年生の時に上手にできていても、3年生になるとできなくなってしまっていることが普通です。また、指導中に前転の練習をしていると、よってしまう子もいます。

私自身が子どもの時は、たとえば校庭の砂場に跳び箱が日常的に置いてあって、休み時間に自由に練習することができました。もちろん教師などはついていませんでした。

今では、怪我が心配で、そんなことは考えられません。実はこれは、子どもの怪我が心配なこともありますが、責任問題もあるのです。教師が見ていないところで大きな怪我があると学校に責任が問われてしまうわけです。

ちなみに、ぶらんこが校庭にある学校が少なくなってきているようです。本校にもありません。そう言えば、ジャングルジムもないし、吊り輪もないなあ。あと、ぶらさがつてグルグル回るやつ…、名前はわすれちゃったけど…。他にも以前あったけど、校庭からなくなってしまった遊具があると思います。

このままだと、今に、鉄棒も校庭から姿を消してしまうのではないかと心配しています。とりはずせるしくみになっていて、体育のときだけセットするといったことになるかも……。

コメント (7) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン