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2005年08月30日

教師は社会常識がない?

ラジオで、教師は社会常識がない…という投稿に対して、ある校長先生がコメントしていました。

その校長先生によると、確かにそういった面はあるが、それは教師の「職業病」だそうです。つまり、子どもたちの中で生活している日常なので、学校の外の社会のいわゆる常識から遠くなってしまうということらしいです。

しかしそれではいけないので、最近は民間に研修に行くなどしてがんばっているので、こういった教師の努力も理解してほしいということを言っていたように思います。

投稿の中身は、どういった点で「常識がない」と言っているのかが紹介されていなかったのでなんとも言えないのですが、私も「常識がない」と言われているんだろうなあ…、と少し暗い気持ちになりました。

ただ、「教師は自分の仕事にもっと誇りと自信をもってほしい」ということを私はよく言います。

より専門的な知識を子どもたちに伝えるために、「社会人活用」といって、民間の方が時々授業をしてくれる場面が最近の学校にはあるのですが、どう見ても私たちの方が「授業」はうまいです。

たとえば「社会人」の方は、一人の子が反応すると、どうしてもその子ばかりに目が言ってしまうようです。反応した子にかかりっきりになってしまって、他の子たちがほったらかしになってしまう場面が多いです。つまり、子どもたちの反応に対して集団的に応じる…、といった、私たちが普通にやっていることが「社会人」の方はできない方が多いようです。

これは一つの例ですが、毎日子どもたちと一緒にいる教師であるからこそできていることが、たくさんたくさんあるのです。私たちはもっと誇りと自信をもって子どもたちの前に立つべきだと思っています。

まもなく全国的に2学期がスタートします。(もうスタートしている学校も多いです)

教師に対して批判が多い時代ですが、下を向かずに元気を出して子どもたちの前に立とうではありませんか!

コメント (2) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン