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2005年07月30日

女王の教室「いじめ」

まだ今日の「女王の教室」は見ていません。今日から研究会で宿泊なので、帰ってきてからビデオで見ることになると思います。ということで、ドラマとは直接関係のないところで「いじめ」について考えてみました。

最初に確認しておきますが、私はもちろん、いじめの行為は絶対に許さない立場です。

●「仲間はずし」や「いじめ」でつながる子どもたち

今の子どもたちは、仲間との信頼関係を築くことが苦手です。「自分は、一人ぼっちにされるのではないか」という不安と常にたたかいながら生活しているようにも見えます。

そしてそんな「不安」から逃れるために、ある個人を標的にすることで、他の仲間と「つながろう」とすることがあります。誰かが標的になっている限り自分に「攻撃」がくることはないし、攻撃することで「つながっている」ことの安心感(不安定な安心感)が得られるからです。

そしてそれは、具体的には「仲間はずし」や「いじめ」という形で表れることがあります。また、その「攻撃」の対象が日ごとにくるくる変わることもあります。

しかし最近では、こういった形での「いじめ」は、低学年から中学年にかけてが多いようです。高学年になると、自分を二重三重に「偽装」し、表向きは上手に付き合おうとする子が出てくるからです。さらに言えば、「いじめる行為」そのものをダサイと感じる子が出てくるからです。

しかし高学年でも、信頼関係を結ぶ「力」、共同する「力」が育っていないので、何か大きな力が加わったり(事件や暴力)、何かきっかけがあると、果てしない「いじめ」の世界へ突き進んでいくこともあります。

いずれにしても、子どもたちの中に、信頼をベースにして「つながる」ことの「力」を育てていかない限り、こういった問題を子どもたち自身が乗り越えることはできないのだと考えています。

●「仲良くしなさい」では……

女子の三人グループで、次のような事例がよくあります。

一見、仲良しに見える三人組が、常にそのうちの一人を「仲間はずれ」にしたり、「悪口」を言ったりするケースです。つまり、そういったことで残りの二人が、より親密になろうとするのです。このケースは「いじめ」の対象が日によって変わり、常に誰か一人が元気がないという状態が続きます。

さて、こういったことが起こると、担任や親は、得てして「三人で仲良くするように」と指導してしまいます。しかしこれは子どもたちにとっては無理な話なのです。

なぜなら、信頼関係がないところでの「仲良し関係」では、常に「一人ぼっちにされるのではないか」という不安がつきまとっており、そしてその「不安」から逃れるために、一人を標的にしているわけですから、「三人で仲良くする」ということは、その「不安」を増大させるだけで、解消することにはならないからです。

それではこういったケースの場合、どんな指導の視点を持てばよいのでしょうか。

一つは、「仲良くすること」を押し付けるのではなく、「仲間はずし」や「いじめ」の行為そのものを具体的に否定することです。

二つ目は、当事者の保護者同士の連絡体制を密にし、保護者同士の中でも、そういった行為について共同して指導できる体制を作ることです。

そして三つ目が、グループを外に向けて開きながら、信頼関係をベースにした新たな関係を作り出す集団づくりを進めることです。

もう少し具体的に考えてみましょう。

●行為そのものを否定すること

「いじめ」を事実としてつかむためには、日常的に子どもたち一人ひとりとパイプを持つことが大切です。ちなみに、そのパイプとは、顔をつき合せて話をするのではないパイプの方が事実をつかみやすい、というのが私の経験です。

なぜなら、教室でのおしゃべりの中では、子どもたちは多くの関係性の中で自分を保とうとしていますから、なかなか本音が出にくいという傾向があるからです。したがって私の場合、そういったパイプは、日記であったり、メールであったりします。

次に、出てきた事実に関しては、必ず複数のパイプでその事実に対して確認をとる必要があります。つまり、本人だけでなく、他者から見た「事実」ともつき合わせながらつかんでいく必要があるということです。

いじめの事実をつかんだら、私の場合は当事者ではない子から話しを聞くことが多いです。そういった立場の子の方が、その事実を客観的に、そして冷静に見ていることが多いからです。

正確に事実をつかんだら、次に個別に指導します。この場合、先に述べたように、「三人で仲良くしなさい」と指導するのではなくて、「いじめ」の行為そのものをまず強く否定します。そして一方で、いじめなくても大丈夫であること、つまりその子の「不安」に共感しつつ、解消していく方向で話をしていきます。

そして場合によっては、全体で話し合うこともあります。「いじめ」の構図は、当事者だけの問題ではなく、教室の全体の問題であることが多いからです。つまり、いじめの行為があるにもかかわらず、それに対して無関心であることを問題にしなければならないからです。

ただし、全体で話し合う場合、当事者達に十分に了解を得ることが大切であることは言うまでもありません。

●保護者同士の連絡体制を確立する

「いじめ」の事実が、いじめられている子の保護者から知らされる場合があります。その時にまず注意しなければならないことは、「いじめている」側に対しての批判に終始してはいけないということです。(いじめの行為はもちろん否定します)

そこではまず、子どもたちの「不安」について共感してもらい、相手の親ともそのことを共有し、連絡体制を整えることを呼びかけることが大切です。

しかし保護者もまた、なかなか他の保護者に信頼関係が持てないでいます。ましてや、自分の子が「いじめ」の対象になっている場合はなおさらです。ゆえに親同士のトラブルになってしまうことが多いのです。

そこで、こういった場合は私が間に入って、いじめた側の保護者に話をします。そしてその時も、その子や保護者を責めるのではなく、いじめの行為は否定しながら、一方で「不安」の中にいる子どものことを共感的に話します。

そして、その行為について家庭でもよく話をしてもらうことを約束してもらい、一方でいじめてしまった子の家庭に連絡をとり、いじめの行為について謝罪しつつ、今後の共同について呼びかけることを話してもらいます。

大切なことは、我々大人が子どもたちの「不安」を解消するために、共同して取り組むことであり、いじめの行為は否定しても、その子を批判することに終始してはいけないということです。

●外に向かってひらくこと

誤解を恐れずに書くと、いじめは「仲良しグループ」であるからこそ起きると考えています。

だとしたら、その「仲良し」の中身にこそ注目しつつ、その質を変えていく必要があります。

一つは、その仲良しグループに依拠しながら、何か共同して行動できるものを提起してみることです。つまり、「不安」の関係から「共同」の関係に、その関係性を転化していくのです。

具体的には、その子たちの共通の話題に注目し、それをサークル化したりするのも一つの実践だと思います。

そしてサークルが出来たら、さらに仲間を増やしていくように呼びかけてみたらどうでしょうか。さらには、そのサークルにクラスとしての役割を与えながら、公的な組織として認めていくといった実践の方向性も考えられます。

具体的なサークル実践については、別な機会で書いてみたいと思います。

さて、いじめの問題は、必ずしもこういった「不安解消型」ばかりではないことはもうおわかりだと思います。

しかし「いじめ」を許さず、それを乗り越えていくのは子ども自身であること…、つまりその「力」を育てることこそ、どのようなケースにおいても大切であり、その力を育てていくのが私たち大人の役割だと考えています。

wrote by しおちゃんマン

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コメント

「女王の教室」で検索したらこちらに辿りつきました。
正直、どういったサイトなのかもよくわかっていないのですが・・・
このコメントも、どこかに掲載されるものかのか、管理人さんに送られるものなのかもよくわかりません。
ただ、こちらに書いてあることを読んでとても共感できることがあり、カキコしています。
現在、34歳主婦で5歳の娘がいます。
私が小学校の時、いじめにあいました。というか、自分自身はいじめられたという自覚はありません。
家庭が複雑だったのでそちらのほうが大変でそれどころではありませんでした。
でも、いろいろ思い起すとあれはやはり「仲間はずし」だったのかと思います。
その頃から、私は家庭で色々あったので気を強く持たないと生きていられなかったというか、学校でも相当気が強かった思います。いろんなグループからいやがらせを受けていましたが、「だから何?」という態度でした。仲のよかった友人2人はそのたびにかばってくれたことを覚えています。
その後、転校しましたが中学で同じ学校になりました。
当時いじめていたグループと同じクラスになり、また、当時仲のよかった友人も同じクラスになりました。
当時仲の良かった友人は、最初は私と一緒にいてくれましたが、そのうち様子がおかしくなり、最後には裏切り行為に出ました。
ショックでした・・・本人曰く「私も自分がかわいいから・・・自分を守るためにこうするしかない」と。
その後も色々ありましたが、長くなるのでこれまでにして・・・

5歳の娘もいづれ小学校に上がります。
今は保育園で楽しくやっているようですが、女の子ですから、だんだん陰湿ないじめも見ることになるでしょう。
正義感が強く、はっきりものを言う子なのでいじめることはなくてもいじめられることはあると思います。
また、いじめの自覚がないままお友達を傷つけることもあると思います。
今からちょっと心配です。
私自身、いじめた経験はありませんが、いじめられた(?)経験者として、いつも思うことですが、小学校に通わせている友人の話しを聞くと、最近の小学校は「クラス一丸となって何かをする」ということが少なくありませんか?
私が一年ほど通った中学校では合唱が盛んで、クラス対抗、学年対抗などがあってクラスで一生懸命でした。少なくともそのときはいじめや仲間はずしはありませんでした。
社会に出て仕事をするようになって思ったことなのですが、何かの目標に向かってみんなで協力するというのは、連帯感とか仲間意識が生まれて「仲間はずれになる」という不安もなくなるのではないでしょうか。
友人の話しだと「学級新聞」は保護者が作っているらしいです。それ一つをとって見ても、私が小学校のときは班に分かれて生徒が作っていました。そこの小学校では目立ったいじめはありませんでした。私はその学校で男の子に変なあだ名をつけられたりしましたが、私がクラスで問題にしたことで解決しましたし、私も放送委員になり、与えられた仕事を一生懸命することで、転校生の孤独な立場から解消された気がします。
当時の私のように強く生きていける子は少ないと思います。今の私なら自殺していたかもしれないと思っています。

詳しい実態はよく分からないのですが、保護者が参加することが増えているようですが、子供に仕事を与えたり、共同作業をすることで、学ぶことも多いかな・・・と。
地域性や学校の方針などによっては、もっと活発にやっている学校もあるのかもしれませんけど。

投稿者 ありんこ : 2005年07月30日 17:49

初めまして こんにちは(時間から言うとこんばんはでしょうか)。

ありんこさんと同じく『女王の教室』での検索から しおちゃんまんさんのページに辿りつきました。

教師をされていらっしゃるとの事ですが とてつもない疑問が沸きまして コメントさせて頂きました。

あなたは本当に教師なのですか?

教師にあるまじき言葉が羅列されていましたので ついキツイ言い方になってしまった事をお詫びします。

それでも子供を一極面からしか見られないのなら 教師の看板を外される事を提案させて頂きます。

子供自身の それまでの短くても果てしない人生の背景を 見たりお考えになられた事はないのではないでしょうか と思われる文章が続いておられましたので・・・。

イキナリ 失礼な言葉ばかり並べてしまいましたが 最近の『教師』に歯がゆさを感じておりましたので 書かせて頂きました。

ご気分を悪くされましたら すぐに削除して下さいませ。

それでは 失礼致します。 

投稿者 みるっひ : 2005年07月30日 20:46

偉そうに能書きばかりたれてるけれど、一人でもいじめから救うことができたんかね?
状況把握ばかり利口にこなして、結局どうあるべきって考えをひとつも言ってないじゃん。
こんなサイトを作って自己満足にひたってる暇があるなら、少しでも子供と話す時間つくればいいのにねぇ

投稿者 はなたれ : 2005年07月30日 22:26

この管理人さんがいじめについてどう考えているのかを、個人のサイトで思っているだけの話なんじゃないですかね、と思ったり。
私自身は、いじめに対してはいい思いを持っていないのは事実。ここに記入されている方皆さんがそう思われているとは思うのですが。
批判的な意見を書かれている方に質問したいです。それでは今高校3年の、現役学生の私に教えてくださいよ。どうしたらいじめがなくなるんですか?子どもと話したらいじめがなくなると、本気でそう思っているんですか?本当に、現場でのいじめ、どういう理由であると思ってるんですか?
因みに、私自身は。家族がこのドラマを見ているから私も必然的に「聞こえる」レベルですが。このドラマがうったえようとしている物がわからないですね。友情?いじめの実態?(こんなレベルでいじめの実態とかいわれても胸くそ悪いですけど)よくわからないなぁ、といつも疑問に思います。

投稿者 F : 2005年07月30日 23:23

みるっひさんとはなたれさんの書き込みは自分の発言の根拠が書かれていない。だからしおちゃんまんさんのリアクションを得られるようなコメントではないことを、第三者として述べておく。
「いきなり」「失礼な言葉ばかり並べてしまった」理由というか、その必要性が具体的に書かれていない。
「結局どうあるべきかって考え」についてだが、しおちゃんまんさんはいじめを絶対に許さない立場をとっており、またいじめの状況把握をした上でそれを防ぐための具体的な方法を書いている。

僕は高校生で、ある男子校に通っているのですが、まあ幸いにも平和そのものです。僕は中高と平和な学校生活を送ってきましたが、小学校の頃はやはりいじめがありましたね。僕はいじめもいじめられもしましたが、今振り返ってみると、友達をいじめたその日は必ずと言っていいほど罪悪感に駆られていました。
そのおかげというか何というか、継続性のあるいじめには至らなかった気がします。ほんとよかったです。で、僕の勝手な分析なんですけど、僕が罪悪感を感じることが出来たのは、自分自身がいじめられた経験があるからだと思っています。僕がいじめられたときは、親が親身になって相談に乗ってくれたし、僕が担任の先生にちゃんとちくっていました。だから自分の中に溜め込むことにならなくて、それほど多大なストレスにはならなかった気がします。
親や、先生や、兄や、友達がいたからこそ、色々な意味で、僕自身が救われたのだと、いまでは思っています。
しおちゃんまんさんのブログを見て、なるほどと思うところがいくつかありました。それらを忘れないように心がけたいと思います。

投稿者 なおと : 2005年07月30日 23:33

こんばんは、
Fさんのコメントに共感します。

投稿者 princip : 2005年07月31日 00:13

おはようございます。
前の私のコメントは、「なおとさんのコメント」に共感しますの間違いでした。訂正いたします。

投稿者 princip : 2005年07月31日 04:59

立場をわきまえて、一貫した考えを貫き行動を
おこそうとする事はなかなか出来るものではなく尊敬に値します。つい文句ばかり出る人は、
はけ口を探してるだけ。 人間は、一人で生きて行けない弱い生き物なので、たった一人心
が通じ合う人がいるだけで、世界観が変わります。 徒党を組もうとする人間やアウトサイダー的人間は、自分がこの世を去る時に、きっと
後悔するでしょう。

投稿者 JJ : 2005年07月31日 09:57

「自分の発言の根拠がない」
なんていうけどさ、どっかに理由がないといけないわけ?
どっか新聞に載ってないと、正式な意見ではない?
どこかの辞書に載ってないと、正当性を持たない?

俺が言ってることは、俺が思ったことだ。
誰かの言葉を借りて言う必要などないだろう。

こうやって、マニュアル化して明言化してく作業ということに対して批判してるというのに、
Fというのもアホだなぁ

もう少し言葉の裏も読める人間になりなよ。
社会に出たら、おまえみたいなのが一番先に叩かれるぞ

投稿者 はなたれ : 2005年07月31日 12:21

あらら。Fじゃなくてなおとか。
Fさん、もうしわけない

投稿者 はなたれ : 2005年07月31日 12:22

>>なおと
大体、「ちくって解決」なんて、情けない言葉使うんじゃねーよ
「相談した」とか、別の言葉を使えよ。
おまえが、人任せだったからいじめられたんじゃねーの?

とりあえず、学校で最初にいじめられる奴って、
ああ言えば、こう言う って、感じの奴が最初のターゲットだよなぁ。

なおとは根本的にいじめられる素質を持ってるってことだろ?
この掲示板でも反省なく、屁理屈ばかり言って人の意見を聞きもしない。
いじめられるやつにも原因があるってこと忘れるなよ。

投稿者 はなたれ : 2005年07月31日 12:33

読んでて気になったのでコメントさせてください。

>みるっひさん

どこの部分が「教師にあるまじき言葉が羅列されている」か具体的箇所を挙げないと意見も反論もできないと思われます。なおとさんのいう「発言の根拠がない」というのは、そもそもどこがそうなのかわからないからこそ出てくる意見だと思われます。私も同感です。
(ちなみに私にはどこがそのような言葉なのかわかりかねるのですが・・) 

>はなたれさん

なおとさんへの↑の発言は人格攻撃ですね。2ちゃんねるじゃあるまいし、止めましょうよ。
あと「具体的にどうあるべきかが書かれていない」とありますが、書かれてますよ。
(「●行為そのものを否定すること」という箇所に・・)

投稿者 Heinrich : 2005年08月01日 09:46

>はなたれさん
「『自分の発言に根拠がない』なんていうけどさ、どっかに理由がないといけないわけ?」とのことですが、僕は「いけない」とは一言も言ってません。「自分の発言の根拠が書かれていない。だからしおちゃんまんさんのリアクションを得られるようなコメントではない」とは言いましたけどね。

「こうやって、マニュアル化して明言化してく作業ということに対して批判してるというのに」
とありますが、どういった理由で「マニュアル化して明言化してく作業」を批判しているのか、全く書かれていませんよね。仮に僕が、はなたれさんの望むように言葉の裏を読んだとしても、自分の中ではっきりとした理由がないため独りよがりな思い込みになりかねません。それを書き込んだところで、相手には自分の中の何が伝わるというのでしょうか。

「僕が担任の先生にちゃんとちくっていました」
と書いたのは、「ちくる」という言葉のある意味での擁護のつもりで書きました。「ちくる」という行為には、あまり意味のないものもありますが(先生に媚びるなど)、誰かが確実に被害に遭っているときなどは、ちくる行為も重要だと思います。まして自分が被害に遭っているのなら、「ちくる」でもいいから、誰かに訴えなければならないと、思います。

「この掲示板でも何の反省もなく、屁理屈ばかり言って人の意見を聞きもしない」とのことですが、僕がどういった反省をするべきで、なぜそれをこの掲示板に書き込む必要があるのですか。誰かを誹謗中傷するような文章を書き込んだのならそうする必要がありますが、僕は一切そのようなことはしていません。何か他の必要性があるのなら、教えて下さい。

Heinrichさんのおっしゃるとおり、はなたれさんの書き込みは僕に対する人格攻撃的発言だと思います。でも僕に対する謝罪など、どうでもよくて、というか、この掲示板に書き込むことでもないのですが、そういった発言は止めたほうがいいと思います。そう行った発言は荒らし行為にあたるのでここの管理人さんに失礼だと思います(失礼な書き込みもありましたし)。それこそ、この場で謝罪する必要性があると思います。

投稿者 なおと : 2005年08月01日 12:08

なおとはやっぱり屁理屈が好きなんだねぇ


↑この発言がうっとうしいね。

大体さ、管理人が反応するかどうかなんて管理人が決めることだろう。
お前が勝手に代弁者になってとやかく言う事じゃない。
結局自分の発言に責任を持ってないだけだろう。

親に相談、ちくってストレス解消。基本的には人任せ。自分で責任を持って発言できない。

そのくせ自分には発言の権利があると主張ばかりする。
子供とはいえ、お前のそういう腐った態度に周りの奴も呆れてるんじゃないか?

まぁ、おまえを擁護してる人間は、それを利用して良識がある人間と
アピールしたいだけだということに気付けよ。
お前みたいなうっとうしい奴、誰もいざという時は助けはしないから。

投稿者 はなたれ : 2005年08月01日 14:48

タグ扱いで消えたか。

僕は「いけない」とは一言も言ってません。
  ↑この発言がうっとうしいね。

投稿者 はなたれ : 2005年08月01日 14:49

う~ん、たしかに、僕は人を怒らせる才能があるかもしれませんね(笑)

投稿者 なおと : 2005年08月02日 01:23

なおとさんの方がはなたれさんよりも一枚も二枚も上手だな。はなたれさんは国語力ゼロだし、あなたの発言の方がよっぽどうっとうしいですよ(笑)あなたが、自分の発言に責任を持ちましょう。ちゃちい社会人だ(笑)

投稿者 siesta : 2005年08月02日 09:00

>>siesta
おまえは関係ないだろ
ひっこんどけ
とりあえず(笑)の連呼をやめたほうがいいだろ。

どうでもいいが、これが、いじめられっ子と、いじめる側の状態だよ。
いじめる側が暴力的で一方的で悪く見えるが、よく見てみろよ。
なおとの発言は屁理屈ばかりで責任回避ばかり。
筋が通っているものあるが、やたら、言い訳がましくよくしゃべる。

きっと、普通なら、その口が回らないように殴るな。
少なくともおれの目の前にいたら手が出るよ。

弱い奴がギャーギャー騒ぐのが一番いらつく。

人をいじめて罪悪感があった?でも、いじめたんだろ?
ならお前は自分の意思すら行動に移せない糞だよ。
そんなやつが偉そうに、人様の意見に口出してるんじゃねーよ。
この口だけ野郎

投稿者 はなたれ : 2005年08月02日 12:17

みるっひ さん
「教師にあるまじき言葉が羅列」←これってどの部分を言ってるのかわらないのですが…

はなたれ さん 
ひっこんどけ  
口が回らないように殴るな
ギャーギャー騒ぐのが一番いらつく
おまえは…糞だよ
偉そうに…人様の意見に口出してるんじゃねーよ。この口だけ野郎
おまえのそういう腐った態度 
おまえみたいなうっとうしい奴
社会に出たら、おまえみたいのが一番先に叩かれるぞ
偉そうに能書きばかりたれてるけれど
結局どうあるべきって考えをひとつも言ってないじゃん。
これらの言葉、全部 あなたが引き取りな。
よっく 味わってね。(笑

投稿者 寄り道 : 2005年08月02日 20:20

【お願い】
私の書いた記事をめぐってのやりとりについて、管理人としてお願いいたします。

外泊していたという事情もあり、コメントできずに申し訳ありませんでした。

みるっひ さんの、「教師にあるまじき言葉が羅列」について、私も何度も読み直してみたのですが、どの部分がそれにあたるのか、見つけることができないでいます。

しかし、記事を書く私自身のスタンスの中に、自分の気づかない部分で(行間に)、みるっひ さんを不愉快にさせてしまった部分があるのかもしれません。

それが何かを自分自身でよく考えてみたいと思っています。

その後のやりとりについては、お互いにこれ以上相手を傷つけたり、挑発するような書き込みはやめてください。

これらのやりとりからは、何も生まれないと思います。

子どもたちも見ているさいとです。この記事についてのやりとりは、ここらへんでストップしていただけると助かります。

もし何かありましたら、私宛の個人宛メールでお願いいたします。

管理が行き届かず、申し訳ありませんでした。

投稿者 しおちゃんマン@管理人 : 2005年08月02日 21:32

大人と同等の腕力のある生徒たちを、
圧倒的に数の少ない教師だけで、統治
できるわけない現実。警察の力を借りない
事がいいとする無責任な美意識。

興味のない知識、なんの役にも立たない知識。
それを詰め込まれるストレス。
精神が凶悪化しやすい教室という環境。

「いじめ」は起こるべきして起こっている。
同じ環境に置かれたら、大人だっていじめをする。

「果てのない退屈に余りに長く晒された精神は
残酷な揺り籠の中で白骨と化してゐる
やがて揺り籠の中で育った狂気は 同胞争いの血を求める
数十年前に打てた手段を半年後にひとつ打つ
事なかれの悪党の遅さで国は荒み果ててゐる」
http://www6.ocn.ne.jp/~buraiha/
http://www.bungeisha.co.jp/search/detail.php?bid=21830

映画なら、岩井俊二監督作品
『リリイ・シュシュのすべて』をおすすめします。
観ていて、とてもつらい映画ですが、観てほしいです。

最後に、いま現在の僕の意見です。
なんで、政治家たちは、このひどい環境を変えないのか?
それは、選挙権のない子どもが自殺しようが、
知ったことじゃないから。

投稿者 すぎもと : 2005年09月24日 09:51

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