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オクラの花
理科の学習で育てているオクラの花が咲きました。朝、子どもたちが職員室の窓から顔を出して、大きな声で知らせてくれました。
ここでオクラについてのウンチクを。
オクラはひじょうに歴史の古い野菜で、その原産地はアフリカの北東部で、エジプトでは紀元前2世紀からすでに栽培されていたそうです。オクラの和名は原産地の呼び名であるとか。
日本に始めて渡来したのは江戸時代の末期ごろですが、ヌメっとした青くさい食感が日本人には好まれなかったようです。
本格的に普及しはじめたのは1965年ごろですが、ぬめりがあるため、やはり好き嫌いがハッキリと別れますね。
しかしこのぬめりこそが整腸作用やコレステロールを減らす作用があり、またこの「ぬめり」が、ガラクタンやアラバンやペクチンなどの食物繊維だそうです。特にペクチンは血糖値の急上昇を抑える効果 もあり、糖尿病の予防にも役立つようです。
そのほかオクラは栄養価の高い野菜で、カルシウム、鉄、カロチン(ビタミンA)、ビタミンCなども含まれていて夏バテ解消にはもってこいの野菜のようです。
コメント (2) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン