« 中教審部会、教員の負担巡り議論 | メイン | 指導案書き直し »
たとえばこんな一日
7:00に出勤。この日は一番目の出勤だったので自分でアラームを解除して、まずメールチェック。日刊通信を書くのも最近はこの時間。
8:15に教室へ。読み聞かせのボランティアの方がこの時間にいらっしゃるので、子どもたちを席につかせてから再び職員室に戻って朝の職員打ち合わせ。
この日は、4ヵ月分の学級費と図工の教材費、合わせて790円を集金。1時間目の算数を終え、集金袋を持って職員室へ。
とりあえずこの日のうちに「収入票」(その日にいくら集まったかの証拠書類。写真:右)を提出しなければならないので、休み時間を使って、小銭の計算。(写真:左)
2時間目終了後も集金事務を続けたけれど、結局この日には終わらず……。
また、木曜日の懇談会に、2学期の校外学習について保護者にお知らせしなければならないので、複数の業者からあがってきた見積書を検討。そして業者の決定。
再び授業を進めながら、4校時に行った理科のテストの採点と、そのテストの点数を、時間の隙間を見つけパソコンに入力。さらに、宿題にしていた漢字のノートをチェック。
放課後は、「教科領域会議」で先週の「道徳」の授業についての報告。その会議が終わってから、すぐに「学校評価委員会」に出席。校内研の指導案を次の日までに終わらせなければならないことが気にながらも、結局家に持ち帰り。木、金には、二日間のフリーデー(丸一日参観日)の準備も気になるところ。
といった感じで、一日がすぎていきました。この日はこれでもまだ余裕があった方。にもかかわらず、子どもとゆっくり話をする時間はあまり無し。明日の授業の準備をする時間もほとんど無し。
wrote by しおちゃんマン
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://shiozaki.info/mt/mt06-tb.cgi/723
コメント
ご苦労様です。
先生の朝はとっても早いですね。
家の子供は7時40分に登校しますが、私はまだパジャマですよ(〃∀〃;)
先日子供の学校でも1日参観日がありました。
私的には授業参観は昔の様に1時間で良い、と思うのですが…。学校を開放するのも先生方にとってはストレス溜まりそう…私が教師なら、一日中ずっと保護者に囲まれて、耐えられない!!といった感じです(汗)
頑張って下さいね~(ノ^∇^)ノ
投稿者 ちさ : 2005年06月21日 15:57
おつかれ様です。
先生方が、頑張っても頑張ってもたくさんの仕事をこなすのにいっぱいいっぱいで、子供たちとの時間をけずらざるをえないなんて、悲しいですよね。何のための学校なのか...。
ホントに、何かいい方法はないものか~?などと思います。う~ん...。
投稿者 びろみマン。 : 2005年06月21日 21:18
会計士さんは言いました。「例えば毎回1000円ずつ集金して、年度末に過不足を精算すればいいじゃないですか、民間では常識です」って
役所は言いました。「1円単位まできっちりその都度集金してください。理由は利子が付くと不当な利益を得たことになるからです」って
結局、こういう仕事のやり方が教員を苦しめているのですよね。
投稿者 princip : 2005年06月21日 22:20
銀行等では、閉店後の3時を過ぎてからの方が仕事が多く、忙しいと聞きました。
先生方も、見積書の検討やテストの採点など、放課後にできる事は放課後になされば良いのでは?というのが、Blogを拝見した率直な感想です。
放課後は会議がというのも、民間では当たり前のことで、定時の5時を過ぎてから始まる会議がほとんどです。
帰りは毎日終電やタクシー、そんな毎日を送っている人も少なくはないと思います。
もちろん、だから教師ももっと働かなくてはと思っているわけではありませんし、無駄な作業は効率化されるべきだとは思います。
ただ、忙しいという認識において、一般社会とのギャップがありすぎるのではと気になりました。
教師は聖職であるから、他の職業よりもゆとりのある勤務体系でなければいけないとおっしゃるなら、それは一理あるかも知れませんが、人の命を預かる医師の中にも、私たちとは比べ物にならないほどの激務をこなしている方もいらっしゃる事を、最後に付け加えさせて頂きたいと思います。
投稿者 yukio : 2005年06月21日 23:04
>人の命を預かる医師の中にも、私たちとは比べ物にならないほどの激務をこなしている方もいらっしゃる事を、最後に付け加えさせて頂きたいと思います。
yukioさん、コメントありがとうごとざいました。真摯にご意見を受け止めたいと思います。
この話題が出るたびに、私たちは同様なご意見をいただきます。
それなりに説明しようとするのですが、いつも平行線で、時には教師と民間の方とで、感情的なぶつかりあいになってしまうこともありました。
そこで今は、子どもたちのために何が必要なのか(教師が認識を変えることも含めて)をさぐっていきたいと考えています。
ありがとうございました。
投稿者 しおちゃんマン : 2005年06月22日 00:38
(気に入らなければ削除して下さい)
「愚痴をたれるな。」
「公僕としての使命感に燃え、(聖職である)仕事に命をかけろ。」
そういわれる度に、「じゃあ使う側として、もっと合理的に仕事ができるようにしろよ。」と、投げ出したくなる気持ち十倍です。
しおちゃんマンさんでも「感情的なぶつかりあい」を経験しているのですね。
みんな疲れているのだなぁ。
そのたいへんなお医者さんも、本当はもっと助けが必要な人だと思うのだけれどなぁ。
私は、異動前の学校で、多くの日、始発バス(時にはその前、歩いて駅に)と午前様の繰り返し。
それでも放課後にやれというのかと、感情的にもなりますわな。
お互い対立する立場ではないのにね。
投稿者 yo : 2005年06月22日 21:39
私は小学4年生と1年生の子供を持つ母親ですが、現役の公立小学校の先生は本当に大変だと思います。
子供に対して教える仕事の比率は全体の15%というのは、先生にとっても子供にとっても不幸です。
どれくらい先生の雑用が多いか、どこかの教室にカメラを置いて24時間流しっぱなしにしたりすれば、ちょっとは大変さもわかるかもしれません。無理だろうけど。
感覚値ではなく、産業能率研究所とかにお金を払って、授業何分、事務何分、会議何分とか声をかけた子供の人数とかを詳細にデータをとって公表するというのはどうでしょう。サービス残業の実態とかも明るみになるし。
あっ、それがまずいから文部科学省がやらないのかも?
投稿者 ワタナベ : 2005年06月23日 23:17
サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)
(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)