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2005年01月19日

持久走

体育の時間に、3分間の持久走をしています。今では、これだけでも保護者の方の印鑑がないと参加できません。

数年前までは、二週間くらい毎日マラソンがあって、最後の日には「マラソン大会」があったりしたのですが、今では体育の時間だけ学年に合わせて数分走る、というだけになってしまいました。

マラソンがなくなってしまった理由は、私なりに以下のようにとらえています。

一つは、子どもたちの体力が極端になくなってしまって危険になり、マラソンそのものが小学生に適さなくなってしまった。

二つ目が、マラソンで小学生が他者と競争することに対して、保護者に理解を得られなくなった。

三つ目が、五日制になって授業時数が足りなくなって、こういった取り組みがマラソンだけでなく、なくしていくしかなかった。

体育会系のしおちゃんマンとしては寂しい限りです。

wrote by しおちゃんマン

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コメント

今日から子供達が学校で嬉しい。(ごめんんさい先生達。親の本心です)

読んで目がテンになったんですけど・・事実なんですよね。
昔マラソン大会ありました。しかも結構な距離でしたよ。寒くなる頃で口を開けて走ると雪虫が入るので辛かった事覚えています。
でも、近所のおじさん、おばさん、おじいちゃん、おばあちゃんが家から出てきてくれて「ほれ!頑張れ!」って応援してくれて、学校帰りにおじいちゃんが「疲れたべ」ってばななくれたりして。
他者との競争がいけないんだったら、スポーツだけじゃなく勉強だって順位がつくじゃないですか。
体育会系の私も寂しいです。
負けて悔しい・・次頑張ろうって気持ちは勉強だけじゃなくスポーツでも持って欲しい。子供達には、それをまた自分の子供に伝えてって欲しい。そう思う私は今の保護者の中では変なんでしょうかね?

投稿者 あつこママ : 2005年01月19日 17:44

>あつこママさん

地震は大丈夫でしたか?

競争に対して敬遠する傾向があるのは、逆にいろいろな面で競争させられているからかもしれませんね。

ある意味、お互いに高めあい、励ましあえる競争があってもいいと考えています。マラソンがそうであるかは別として…。

投稿者 しおちゃんマン : 2005年01月19日 21:33

私は、今朝も8キロ走って、そこそこに走ることがストレス解消となるので、いまでは好きなスポーツです。
しかし、昔は嫌いでした。冬やるので寒いし、苦しいし、いきなり子どもとしては長く走らされた印象だけが残ってます。
多くの持久走は、同じスピードで走るという基本がおしえられないで、一定の距離をできるだけ早く走るという方向に向いているように思われます。これでは、無理をする子も出てくるし、教える内容もなくなってしまいます。

元同僚は、それぞれの子どもに同じスピードで走ることを意識化させてました。スピードは子どもによって違ってましたね。立てた目標に一番近いスピードゴールすることがもっとも大切されていました。

投稿者 KOYASU : 2005年01月19日 22:27

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