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2005年01月09日

北海道生活指導研究大会(5)

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【分科会】:小学校中学年分科会

 中学年の実践レポートを分析する分科会に参加しました。レポートは2本提案されていて、今日と明日の2日間かけて分析します。ただ、私は翌日の朝に帰らなければならないので、最初の1本の分析にだけ参加しました。

レポートの具体的な中身については書けませんが、最近のテーマとして「中学年の女子の指導課題」というテーマが出てきていると考えています。

高学年の女子の問題?(これらを「問題」としてだけ見ているわけではありませんが…)、たとえば、私的なグループの問題や、学校に持ち込んでくる文化の問題等々、それらの指導テーマが中学年におりてきています。そしてそれは友だち関係においてわかりやすく表れ、しかも靴をかくしたり、物をとったりといった、ゆがんだ形で表出してくることが多いです。

それらの指導テーマが低年齢化している原因としては、体の成長が早くなっていることや、習い事、塾など、それらの競争が低年齢化してきていることとも無関係ではありません。

また、家庭の問題に敏感に反応したり、その問題を背負い始めたり、背負いきれなくて「体で表出」(腹痛等)したりすることも、この頃から特に女子に表れることが多いです。

私たちはこれらの状況に対して

1)不安と孤立の中にいる保護者との連携を密にすること。
2)教室に居場所や活躍できる空間を意図的につくること。そしてそれらを公的な取り組みとして広げていくこと。

の、二つの構想を持つことが大切であることを1本目のレポートで学びました。そのためには、子ども一人ひとりとしっかりと向き合い、対話を広げたり、それを保障する学校づくりが大切であることは言うまでもありません。

wrote by しおちゃんマン

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