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親子関係に何がおこっているのか
ここのところ、立て続けに、親が子どもに殺されてしまう…という事件がおこってしまいました。
「特殊な事件である」と片付けてしまうのは簡単ですが、この「特殊」なことがおこりうる日本社会・時代であることを考えなければならないと思っています。ということで、「ウチとは無関係」と考えずに、これらの事件からあらためて親子の関係や地域の子育てについて考えてみる必要があると思っています。
さて、新聞等の情報によると、どの事件も、子どもは「親や家族は自分をしばりつけるもの」「自立を拒む存在」としてとらえているようです。
また、先日の「いいじゃん」の話ではありませんがどうやら、「自分の親・家族なんだから殺しても『いいじゃん』・他人にとやかく言われる筋合いはない」という価値観が日本の地域・若者の中に育ってしまっているようです。
さて、上記の二点について考えてみると、
○子どもをしばりつける対象としてとらえるのではなく(いつまでも親のモノであると考えずに)、ひとつの人格として尊重し、自立を励ます親として、子どもとの「距離」について考えていかなければなりません。
○ということは、親自身も自分自身の自立と「生き方設計」(しおちゃんマンの造語)について考えていく必要があります。
○自己責任、自己負担の子育てから、地域みんなで育てる子育てのあり方を考えていく必要があります。
具体的にはどうしていけばいいのかは、それこそみんなで子育てを交流し、みんなで見つけ出していく必要があるのではないでしょうか。
コメント (2) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン