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2004年11月21日

全生研全国委員会(2)

 今日は体調がかなりよくなりました。ただ、まだ薬を飲んでいます。それでも早朝から電車で2時間かけて全生研全国委員会の会場に向かいました。

 まず、8月に熊本で開かれた全国大会の総括の中で、今後、総会会場において「がんばろう」を歌わないことが常任委員会から提案されました。それをめぐって20名以上の発言があり、全生研が総会で歌を歌うことの意味から始まり、「がんばろう」にこめられているメッセージについて、大いに論議しました。

 個人的には、三池闘争で歌われた、肩を組んで歌う「がんばろう」にはずっと違和感を持っていましたので、研究団体である全生研がこの歌を歌わないことに賛成…、つまり原案支持の立場です。

 また、今回胃をこわしまして…、やっぱり「頑張って」はいけないこと、この歌は体に悪い~笑~ことを実感しています。さらには、あめあがりの会の掲示板の書き込みで、「がんばる」の表記を「頑張る」ではなくて、みなさん「顔晴る」とあて字を使っていることの意味をあらためて考えて見たいと思っています。

 ここで途中で家に帰らなくてはならなくなり退席しました。会員組織について発言しようと思っていたことを書いておきます。

 全生研はここ数年、会員拡大が厳しい状況にあります。(それでも毎年3000名の会員を維持していますが)そこで、組織拡大について、以下の三つの視点で発言するつもりでした。

1)例会・学習会の様々な工夫
 これは、大会や全国委員会でたくさんの支部から報告・交流が行われています。若い人も含めた幅広い層に参加してもらうためにはどうしたらいいのか、さらなるアイデアと工夫が求められていると思います。

2)職場づくりの問題
 職場で、例会や学習会に誘うことが年々厳しくなってきています。なぜ厳しくなってきたのかの職場分析や、学校づくりの見通しの「学び」が弱いように思います。

3)会員登録システムの問題
 毎年あらためて集金するといった制度をいつまでやっているのでしょうか。この方法でこれたけの会員を確保し、会費を維持していることは奇跡に近いと思っています。
 たとえばその年に勢いで会員になってくれるケースも多いのですが、今年勢いで入っても次年度勢いで入ってもらうためにはかなりのエネルギーが必要なのです。会員の維持は、例会・学習会の充実や参加への働きかけで行われるべきであり、毎年の集金活動でエネルギーをさくべきではないと考えています。
 具体的には、自動振込み制度をもっと多くの人が利用するように呼びかけるべきです。いつまでも古いシステムにしがみついている必要はないと考えています。

 以上、2日間の全生研全国委員会の報告でした。

wrote by しおちゃんマン

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