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【本】13階段
日曜日に一気に読みました。映画にもなった、2001年江戸川乱歩賞受賞作品です。
宮部みゆき氏の解説によると、この作品のテーマは「社会に対して何らかの負債を持つ人間が、それを背負いつつも社会の(または他人の)ために生きることはできるか」という問いかけらしいです。
私はそれとは別に「人が人を裁くことができるのか」といった大きなテーマも持った作品だと思いました。
実はこれは教育に関しても私がいつも感じていることなのですが……、つまり、人間として不完全な自分が、教師として子どもに指導するとはどういうことなのか…という重くてつらいテーマがあります。
そんなことを考え始めると、教師を辞めたくなってしまうほど重たい課題です。
wrote by しおちゃんマン
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