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2004年09月13日

【本】13階段


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13階段
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 日曜日に一気に読みました。映画にもなった、2001年江戸川乱歩賞受賞作品です。

 宮部みゆき氏の解説によると、この作品のテーマは「社会に対して何らかの負債を持つ人間が、それを背負いつつも社会の(または他人の)ために生きることはできるか」という問いかけらしいです。

 私はそれとは別に「人が人を裁くことができるのか」といった大きなテーマも持った作品だと思いました。

 実はこれは教育に関しても私がいつも感じていることなのですが……、つまり、人間として不完全な自分が、教師として子どもに指導するとはどういうことなのか…という重くてつらいテーマがあります。

 そんなことを考え始めると、教師を辞めたくなってしまうほど重たい課題です。

wrote by しおちゃんマン

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