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よそよそしい関係(全生研大会基調提案)
基調提案の中で鈴木氏がどんなイメージで「よそよそしい関係」の大切さを語っているのか正確には理解できていませんが、しおちゃんマン的には以下のように理解しました。
一つ目は、よそよそしい関係という言葉に対置する言葉が親密な関係だとしたら、親密な関係(親密に見える関係、親密を装う関係)というのは下手をすると、マナーとルールを逸脱する危険性があるということです。
また、親密であればあるほど、その関係が崩れそうな時は、その新密度の割合分憎しみがわいてくる場合もあります。今の子どもたちにとっては、こういった親密な関係を維持し続けることは「疲れる」ことなのではないでしょうか。
二つ目は、よそよそしい関係とは、マナーとルールが必要です。これは基調提案でも書かれているように市民社会的な関係性の訓練の指導だと言えるでしょう。
そしてこの二つ(公共空間にふさわしい共同のあり方・親密な関係性に依拠した共同のあり方)の共同の世界をつきあわせつつ、子どもたちの生き方の指導を進めていく必要があるということだと思いました。
ただ、かつて千葉大の城丸先生が「嫌いな人とも一緒に行動することを教えるのが班だよ」「その班で行動しているうちに仲良くなっていくこともある」とおっしゃっていましたが、今回の鈴木氏の「よそよそしさ」と今までの班のとらえ方と、違いは何なのかを知りたいと思いました。
たぶん同じだと思いますが、二つの共同のつき合わせ方が違ってくるのではないかと思いました。
wrote by しおちゃんマン
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コメント
報告ありがとうございます。
大会に参加できないHaruは、このBlogを通して大会の空気を感じたいと思ってます。
「よそよそしい関係」…この定義がふさわしいかどうかすぐには判断できませんが、感じは分かります。
熱血教師は「俺についてこい!」といった感じで、一見愛情にあふれているけど、知らず知らずのうちに子どもを支配している。
教師から子どもをどう自立させていくか、それがそもそもの集団づくりの始まりだったはずです。
とか書きながら、まだ今年の基調提案を読んでません…
今度、しっかり読んでみますね。
では、報告楽しみにしています。
投稿者 Haru : 2004年08月02日 23:38
このブログを読んで、もう一度基調を読み直してみたという方が何人かいらっしゃってよかったです。
かくいう私も、もう一度読んでみますね。f(^^;;汗
投稿者 しおちゃんまん : 2004年08月03日 22:33
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