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センテンスを短く
20代の若い先生たちには、可能な限りセンテンスを短く話すようにお願いしています。
ついつい説明が長くなりがちなのは、どうして長くなってしまうのか、一度考えてみるといいかもしれません。そして具体的に自分の話を振り返ってみると、そのほとんどが自分への言い訳であることに気がつくでしょう。
つまり子どもに対してではなく、自分に向かって
「自分がこう言っているのは、こういう理由からだ」
ということを延々と言い訳しているだけなのです。繰り返しますが、子どもに理由を説明しているのではありません。自分を納得させるために長いセンテンスで話しているのです。
短いセンテンスで話すことに慣れたら、結論を先に述べて、その理由や意味を短く説明できるようにしていくといいと思います。
とにかく私たちは、集団に対して一斉に話をすることがほとんどなのですから、当然その話し方について研究しなければならないと考えています。
「上」の言うことに対して素直であれ!みたいなことばかり教えている教育委員会の研修では、そういった力は永遠につかないと思っています。
コメント (0) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン