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2008年06月05日

不可解な図形を説明する学習

国語の作文の学習で(小6)、下記の図形を説明する学習をしてみました。

不可解な棒

予想通り最初は、おかしいと思いながらもそれをどのように表現していいのかわからない子がいました。しかし、「手で一部を隠してごらん」「穴の中に入れるかな?」等々の支援をすることで、ほとんどの子がこの図形の不可解さについて文章が書けるようになりました。

以下、子どもの作文です。

●右をかくすと3本の柱が見えるけど、左側をかくすとコの字型になる。

●三つの円の中に入れるとしたら、真ん中の一本はとちゅうでつぶれていて行き止まりになる。

●真ん中のパイプと、両はじのパイプをずっと見ていくと、いつのまにかコの字型の一部になっていたのでびっくりした。

●丸く立体になっているところをかくせば底がへこんでいる箱の形に見えます。だけれど、3つの棒がつながっている一番右の方をかくすと3本の立体の棒が見えるのです。

●気づいたのは、真ん中の棒がなんか変。横の棒は普通なんだけど、真ん中の棒が横の棒の辺みたいになっててよくわからない。それで棒の右を右手で隠してみるとふつうの3本の棒だけど、その反対に左を手で隠してみると真ん中に穴があいている箱みたいになっててとても不思議です。

●私が思うにはこの絵の半分に線を入れて(書いて)、そこの線に鏡の板をおけば、右側は細長い箱に見えるのですが、左側は細い3本の棒に見えるのです。

●この図形に乗ってみるとどうなるのかな?まず3本の柱のうち左端の方へ乗るとします。柱の先は普通に上に乗れるしそのまままっすぐ歩いていっても大丈夫。だけど、角を曲がって下の方へ歩いてみるとここは下へ落ちるようなとこだけど、どうなるのか不思議です。

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コメント (1) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン