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別れは次へのスタートライン
昨晩は、転出する21名の職員とのお別れ会でした。
そこでは、21名一人ひとりが挨拶をしてくれたのですが、ベテランの人はもちろん、若い人たちも、とてもスピーチが上手なのでびっくりしてしまいました。
しかし次にわかったことは、スピーチというのは、技術じゃないのではないかということです。本校での、つらかったこと、うれしかったことを振り返って感謝の言葉にかえていくといった誠実な話し方こそ、参加者の心を打つのだということがわかったのです。
そして、昨晩はありませんでしたが、ウケをねらったり、技術主義にはしったスピーチは心に響いてこないのではないでしょうか。
リアルな事実を語ることこそ大切であることは、指導も同じだと思いました。技術主義にはしった授業は結局は子どもたちの心に響かないし、残らないのだと思います。
さて、お別れする人たちのことを考えるととてもつらい気持ちになります。それは、この一年間で積み上げてきた親密な関係性があるからだと思います。
そして今日から感じている「しんどさ」というのは、新たな人間関係を、最初からやりなおさなければならないという「しんどさ」だと思います。
しかし、別れは次へのスタートライン。それがたとえつらい道であっても、常に前を向いて生きていくことが大切なのだと考えています。
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