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2008年02月29日

すべて教委のサーバー内で

本市では新年度から「こどもの成長の記録提供システム」として、以下の仕事内容はすべて教育委員会のサーバー内で行われることになりました。教職員は、IDとパスでサーバー内(メタフレーム)に入り仕事を進めます。

成績処理(通知表・要録含む)、名簿管理、転出入関係、出欠管理……。その他、保健関係名簿や体力テスト、会計関係書類、日程管理、教職員管理名簿等々…、早い話が私たちの仕事はすべて市の教育委員会のサーバー内で進められることになったわけです。

※本市では、市内小中学校すべての担任に教育委員会とランでつながったノートパソコンが与えられています。もちろんネットも使えます。

各学校に個人情報をできるだけ置かないようにするということは、かなり思い切った改革です。そしておそらく慣れれば便利になるのだと思います。

ただ……、正直に言いまして少し違和感を感じている自分がいます。

それは……、たとえば、市内のどの学校の通知票がだいたい似たようなパターンになることの「うす気味悪さ」であったりします。

さらには、自分が作る書類がすべて教育委員会が見ることができることへの「うす気味悪さ」でもあります。

そうなのです。これは、人間が見えないものに管理されているような感覚…、つまりそれが「うす気味悪さ」なのだと思いました。

そして何よりも気味が悪いのは、こういったことについて、何の疑問も持たずに、黙って従っていくことであると感じています。

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