« 全生研関連書籍のページ | メイン | 読書とランニング »
寝癖と通学帽子
朝、いつまでも教室内で黄色い通学帽子をかぶっている子がいたので注意しようとして、ちょっと待てよ…、と、思いとどまりました。その子がさっき、さかんに寝癖を気にしていたのを思い出したからです。そこで、
「○○君、髪の毛がなおったら、帽子をとりなさいね」
と言いました。するとその子は、ニコニコして頷いてくれました。そしてしばらくしてから帽子をとりました。
さて、最近は管理職の先生が、毎朝各学級をまわって、それぞれの教室を点検するのが普通になっています。場合によっては、教室に入って後ろでしばらく見ていることもあります。
そんな中で、こういった指導は若い人たちにとっては厳しいのではないかと思いました。教室でいつまでも帽子をかぶっている子がいたら、「教室内を点検されること」を気にして、即座に注意してしまうのではないかと。
教師と子どもたちとの日常の小さなやりとりは、実は学校管理・職員管理に影響されていることの一つの例です。
---ランニング日記-----
11/23 8・10km/h 5km/68km 34分/523分
時速10kmで、残り400m走れるようになりました。
⇒ ゲストブックはこちら。右サイドバーのしおちゃんマン_7からも開けます。
wrote by しおちゃんマン
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://shiozaki.info/mt/mt06-tb.cgi/1738
コメント
私は昨日SSTを松浦幸子先生の指導で勉強してきました。最初、今自分気持ちを1人づつ言うところから始まりました。たとえば、今日は、朝から忙しくて、疲れてます。とか、どんな事をするか、ドキドキしてます。とか言うのです。
学校に朝登校した時に、朝お母さんに怒られて面白くなくてきたのに、又学校で怒られてでは1日面白くないと思います。
クラスを回っているなら、子どもの気分を聞いてやって欲しいです。
それから帰りに、今日1日終わっての気分も聞くと良いと言う勉強会でした。
嫌な誘いを断る練習や、イメージして、旅に行く練習をしました。イメージは、気分をかえるのに良いですね。
たびたび、どうもです。
息子の担任は、朝からいつも怒っていたようです。 先生も、生徒に自分は今日寝坊をしてあせっている気分ですとか、言えば子どもも理解してくれるんじゃないかと思います。
母のわたしも、実践しようと思います。
「管理職のことを気にした指導」というか「管理職を意識した指導」については、私は若い頃に苦い経験があります。
子どもは素直で、そんな指導でもついてきて来てくれてはいたけれど、心の中では悲しかっただろうなあと申し訳ないです。
何十年もたった今でも、後悔しています…が、時間はもどせない…。今、目の前の子どもには、そんな失敗はしたくないです。
子どもの側にち、子どもの心に寄り添っていく事をとこころがけています。
そのためにも、”心の余裕を”と自分に言い聞かせてます。
投稿者 masakomama : 2007年11月24日 14:46
●とんきちさん
まずは教師が子どもたちや保護者のみなさんに心をひらくことから始めたほうがいいようですね。
●masakomamaさん
子どもは、目の前の教師がどちらを向いて指導しているのかを見事に見抜く力を持っていますね。子どもたちがmasakomamaさんについてきてくれたのは、きっとmasakomamaの目が、それでも子どもたちの方を向いていたからだと思いますよ。気持ちに余裕が持てるような学校にしていきたいですね。子どもたちのためにも。
投稿者 しおちゃんマン : 2007年11月24日 21:35
お返事ありがとうございます。
親に虐待にあった子は、いつまでもどこかで引きずると、今更ながら
勉強しました。
身近な大人が子供に心を開いてほしいと思います。
サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)
(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)