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夏休みの「不安」
「夏休み」は「子どもが登校しない期間」と言い換えてもよいでしよう。つまり、もう多くのみなさんがご存知のように、この期間教師も民間のみなさんと同じように仕事をしているわけですが、「子どもが登校しない」ということが、こんなにも教師にとって「不安」をかきたてるものだということを初めて実感しました。しかし、これはもしかしたら自分だけかもしれません。
そんな不安をかきたてられるのは、自分の年齢のせいなのか(もう、今の学校体制や子どもたちの変化についていけないのではないかと不安になる年齢)、教育基本法が変えられ、それにともなう法律が次々と強引に可決されていく中、学校の様子が大きく変わっていくことが予想されるからなのか……。
始まってしまえばなんとかなることはわかってはいるのですが、先が見えない不安というのはこういうことなのだと実感しました。
そんな夏休みでしたので、その不安を払拭するために、とにかく働き、勉強した「夏休み」だったように思います。しかし、そんな学習が本当に役に立つのかという不安がさらにおそってくるという悪循環。いったい自分はどうなってしまったのかとまたまた不安に……。
ということで、今の不安が解消されるのではないかという意味で明日が楽しみです。(こちらは、明日が二学期始業式)
そんな不安を職員室で話すと、「しおざき先生が不安なんだから、私たちはもっと不安です」と言われてしまいました。若い人たちの不安をやわらげてあげなければならない立場なのに、逆に不安をかきたててしまっていることに反省です。
それにしても、この文章の中に「不安」ということばがやたらに出てきますね。もっとドーンとかまえていられないのかと、今さらながら、自分の人間としての器の小ささにあきれています。
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wrote by しおちゃんマン
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