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指導案のマニュアル化に注意
ファーストフード店でマニュアル通りに話しかけられると、それに頷いたり返答するタイミングがむずかしくて、挙動不審になってしまうことがよくあります。
これはおそらく、店員がマニュアルをこなすことだけで精一杯でお客とコミュニケーションをとる余裕がないのか、そもそもマニュアルというのはコミュニケーションを阻害する宿命的な性格をもっているものなのか、いずれかだと思います。
授業の指導案をマニュアル化してはいけません。
若い人たちはどうしても指導案どおりに進めたいという思いが強いようなのです。(実は私もそうでした)ゆえに、子どもたちから予想しない反応がきた時に対応できなかったりします。
授業は教師と子どもたち、子どもたち同士のコミュニケーションによって成立するものだと考えています。
若い人たちには、教師が答えを知っていることを尋ねる[発問]も大事ですが、一つのテーマについて子どもたち同士が話し合う[討論の柱作り]も重視して欲しいと思っています。
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