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増やさなければならないのは授業時数ではない
文科省がまたドサクサにまぎれて「授業時数を増やす」などと言っていますが、本当にまったくわかっていないというか、いいかげん目を覚ましてほしいというか……。
今の子どもたちの様子を見てみれば、増やさなければならないのは授業時数ではなくて、教員の数なのです。つまり、一クラスの子どもの数を減らすだけで、今の教育問題の7割は解決すると言っても過言ではないと思っています。
教師の数を増やすことにはまったく目を向けず、授業時数を増やすという見当違いのことばかりやっているから、いつまでたっても教育問題は先に進まないのです。
こんなことをしていたら、いじめ問題、学力低下問題、教師の精神的疾患の問題、学校と保護者のみなさんとのすれ違いの問題、少年事件の問題…エトセトラ、こういった問題は解決するどころか、ますます問題が大きくなっていくでしょう。
どうしてこんな簡単なことがわからないのだろうか。
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