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2007年08月02日

情報漏えいは紙媒体が約半数

先日このブログにも書いたように、本市ではこの8月中旬から、情報漏えいを防ぐために、学校のデータを教育委員会のサーバーに一括するという作業が開始されます。

このことによって、おそらく教師の仕事量は約1.5倍…、忙しさの感じ方は約3倍に増えると思っています。(1.5倍、3倍というのは、私の感覚で根拠のあるデータはありませんが、おそらく頷いてくれる教師が多いのではないかと思っています)

なお、誤解のないように書いておきますが、私はこういった取り組みは必要ないと言っているのではなく、その取り組みに必要な人材を増やしたり、教師が子どもの指導に集中できるような環境をこの取り組みと平行して(あるいは事前に)作るべきであるという主張です。

さて、昨日ある雑誌を読んでいたら、興味深いデータを見つけました。情報の漏えいの約半数は紙媒体であるというデータです。

[NPO日本ネットワークセキュリティ協会、07/6/8より]
●情報漏えい経路

紙媒体…43.8%
Web・ネット経由…22.0%
パソコン本体…10.7%
可搬記憶媒体…8.2%
Eメール経由…7.7%
FTP経由…0.1%
その他…6.8%

この調査が学校にも当てはまるとしたら、どうやら最近の学校の最初の力のいれどころが違っているのではないかと思うわけです。

あとよくわからないのが、学校関係の情報漏洩はどのようにして発覚するのかということです。おそらく、メモリーやパソコンを失くしたり盗まれてしまった時の自己申告だと思うのですが、違うのでしょうか?つまり、自己申告した事例だけが問題になっていますが、実は紙媒体経由で、もっと情報は漏えいしているのではないでしょうか。

たとえば私のところにもダイレクト電話で、管理職試験の塾などから名指しで電話がかかってきますが、私が管理職試験を受ける年齢であるということは、どこから漏れているのでしょうか?

情報漏れに関しては(も)、責任転嫁・説明責任ばかりの取り組みではなくて、根本的な研究を進めてほしいものです。

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wrote by しおちゃんマン

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