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2007年07月24日

打ち水と風鈴

本市でも、昨日23日~一ヶ月間、「打ち水大作戦」を市民に呼びかけるようです。

昨年、駅前広場に打ち水をしたところ、気温が一度下がったそうです。また、気温だけでなく、ほこりっぽさがなくなったり、涼しい風を感じたりしたという感想もあったとか。

呼びかけ文によると、打ち水をすると

・クーラーの設定温度を27度から28度にすると、CO2排出量がマイナス10.9kg。

・冷房時間を1日1時間短縮すると、CO2排出量がマイナス5.9kg。

ということでした。

こうした「昔ながらの知恵」について、私たちはもう一度見直さなければならないし、子どもたちにも伝えていかなければならないと思いました。

さて、風鈴の音はどうして涼しさを感じるのか、調べてみました。

聴覚で涼しさを感じるというのは、どうやら世界でも日本人にしかない発想のようです。

風鈴が鳴る→風が来ている、という連想で日本人は涼しさを感じることができるということでした。

他にも、涼しさを感じる音としては、鈴虫の鳴き声や水琴窟の音などがあるようです。

また、音だけてなく、視覚的にも(「透ける」状態)、日本人は涼しさを感じることができるようです。

心配なことは、こうした日本人の感性を、今の子どもたちは受けつぐことができているのかということですね。

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