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2007年07月09日

「上」から「下」の教育行政

教育改革関連三法が強引に成立させられ、今後ますます「上」から「下」への教育行政が進められることになりました。

「上」は、そもそも「下」(子どもと直接関わっている最前線の現場)のことなど勘定にいれていません。ということで、今後ますます現場は厳しい状況に追い込まれるでしょう

さて、そのことによって生まれてくる我々「下」の意識として注意しなければならないことがあります。

それは、自分たちがやっていることなど大したことではない、といった気持ちになることです。実は、私たち「下」がやっていることこそ、教育の「真実」であることを忘れてしまうことです。

そうならないために、教育実践記録の大切さをもう一度見直してみたいと思っています。

ちまたでは、「こうすればこうなる」といった、「誰でもできる指導法」みたいな本がたくさん出ています。

そういった情報も必要かとは思いますが、今、大切にしなければならないことは、私たち自身が記録する実践記録だと思います。

一言で「実践記録」といっても、いろいろあります。たとえば、学級通信も、このブログもその一つだと思います。

子どもたちとの真実の出会いと私達の指導の事実を、ぜひ記録しておくことを全国の教師のみなさんに呼びかけてみたいと思っています。

私たち「下」の記録こそが、教育の真実であることを伝えていくためにも。

コメント (0) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン