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2007年06月07日

「ダメ出し」することの恥ずかしさ

最近ベテランの教師が、若い人たちに「ダメ出し」をするといった話を市内のあちこちでよく耳にします。「ダメ出し」…、つまり一方的なお説教ですね。

しかもこの「ダメ出し」、お酒を飲んだ時にやることが多いらしくて、私に言わせれば、言いたいことがあったら職員室で言えばいいのに…、ということになります。

ということで、私たちの世代の「上から目線」が最近、鼻についてしかたがありません。はっきり言わせてもらえれば、みっともないです。

私たちと若い人たちとでは、20年以上も経験差があるのですから、仕事の知識や技術の情報が少ないのはあたりまえ。ゆえに「伝えること」の義務はあるのだと思います。

しかし、ベテランの教師だからといって指導がうまくいっているとは限らないわけで、逆に、ベテラン教師の方が、子どもたちとすれちがっていることの方が多いような気がします。

お互いに悩んでいるもの同士、どうして横並びで悩みを共有できないのかと思うのです。いや、反対に若い人たちからこそ学ぶ姿勢が私たちベテランにとって大切なのではないでしょうか。

権威だけを振りかざした間違ったリーダシップは支持が得られません。いや…、支持が得られないばかりか、そこからは相互不信しか生まれないことをそろそろ私たちの世代は気がつかなければなりません。

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