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2007年06月27日

~だから、~してみる

大人と子どもの一番大きな違いは、~だから、~してみる…といった、自分の生活を律したり、向上させたりする力が、あるか・ないかだと思います。簡単なところでは、

・暑いから窓をあける。
・暑いから薄着をする。
・食べ過ぎたから、次の食事はひかえめにする。
・明日早く起きるから、今日は早く寝る。……エトセトラ

こういったことが、自分の意図と意思でできるのが大人であり、子どもにはこういった力をはやくつけてほしいと思います。逆に言えば、最近の子どもたちは、こういったことが、できなさすぎる、ということでもあります。

こういった力を、古くは「生きる知恵」と言ってきましたし、最近では「生きる力」などと言っています。

実は、こういった力は、学力向上と密接に結びついているのですが、意外とこのことは語られていません。生きる力と学力とを別々に考えている人がほとんどです。

しかしよく考えてみましょう。

家庭で学習する時間を作れない子どもは学力が向上するでしょうか。

自分で、苦手な漢字をみつけて、それを自分の意思で練習できない子どもが、学力が向上するでしょうか。

もう少し年齢が上がったときに、自ら受験勉強のスケジュールがたてられない子が、受験に合格できるのでしょうか。

私たち大人は、もう少し子どもたちの「生活」について注意深くありたいものです。

なんでもかんでも人まかせ、うまくいかなかったら人のせい、といった子に育ててはいけないのではないかと思っています。

wrote by しおちゃんマン

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